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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第33話
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から。」
ブルブランの問いかけに対し、シャロンは冷徹な視線でブルブランを見つめた後苦笑した、
「シャロン……」
「わたしもシャロンを見習わなくっちゃ!」
「え、えっと……ちなみにどこを見習うのですか?」
「あはは、相変わらずだねー。」
「ですが……おかげで助かりました。」
シャロンの答えにアリサが嬉しそうな表情をしている中、ミルモの言葉を聞いたセレーネは冷や汗をかき、ミリアムは無邪気な笑顔を浮かべ、クレア大尉は安堵の表情でシャロンを見つめた。
「フフ、今はラインフォルト家に捧げられているというわけか。君の大いなる”愛”と”献身”は?」
「ええ、”結社”での使命よりも優先しているだけのこと。それ以上でも、以下でもありません。」
「クク、なるほど―――ヨシュアやレーヴェと同じ道を選ぶつもりではないようだね?」
「フフ……彼らのように後戻りできる身ではありませんから。ですが、貴方の”美”がわたくしの大切な方々を傷つけるつもりならば―――」
ブルブランの言葉に寂しげな表情で答えたシャロンは目を伏せた後身体を一回転させて片手に大型の軍用ナイフを、もう片方の手には鋼糸を構えた状態で膨大な殺気をブルブランをアルティナに向け、不敵な笑みを浮かべた!
「”容赦なく、一片の慈悲もなく”断ち切らせていただきましょう。」
「ひっ……」
「シャロンさん、凄く怖いです……」
「シャロン……」
シャロンの殺気を帯びた不敵な笑みを見たエリオットとセレーネは怖がり、アリサは不安そうな表情をした。
「ハハハ、それでこそ”死線”の忌名に相応しい!いいだろう、ならば私も”怪盗”としての全てを――――」
「―――貴様ら、そこで何をしている!?」
シャロンの答えに高揚したブルブランが戦闘を再開しようとしたが、空から突如聞こえて来た声に制止された。
声に驚いたリィン達が声が聞こえた方向を見つめると軍用飛行艇がリィン達の目の前にいた。
「しまった……!」
「貴族連合の軍用艇………!」
「戻って来てたのか……!」
軍用飛行艇の登場にリィン達が血相を変えると、監視塔の敷地内に機甲兵が現れた!
「監視塔に侵入するなど小賢しい真似を……!そこを動くな!ひっ捕らえてくれるわ!」
「き、機甲兵まで……!」
「まずいですね……完全に包囲されたようです。」
「くっ……」
「あと少しで装置を止められるのに……!」
「頃合いですね。」
「やれやれ、なんと無粋な。しかしこれで君達も進退窮まったようだな?」
「―――いや。丁度いいタイミングだ。」
ブルブランの問いかけに対し、リィン
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