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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第33話
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ャロンがリィン達を見下ろしていた!



「あ、あれは……!!」

「シャ、シャ、シャ……――――シャロンッ!?」

そしてアリサが信じられない表情で叫んだその時、シャロンは飛び降り、リィン達の前に着地してスカートを摘み上げて恭しく頭を下げた。



「アリサお嬢様、お迎えにあがりました。Z組の皆様も、お変わりなくて何よりですわ。」

シャロンは驚いているリィン達に微笑み

「ガハッ!?ハア……ハア……ムッ!?」

「はあ……はあ……夢……………?」

リザイラがシャロンに気を取られた事によって幻術の効果が切れたブルブランとアルティナは息を切らせていた。



「クンクン……ん〜?何か匂わない??」

「へ?……あ、あれ?こ、この匂いってもしかして……」

ミリアムの言葉に首を傾げたエリオットは鼻をかがせるとある匂いに気付いて困った表情をし

「うふふ、どうやらそちらの方が粗相をされたようですよ?」

シャロンは微笑みながらアルティナを見つめた。

「へ……」

そしてシャロンの言葉に呆けたアリサがアルティナを見つめるとアルティナは何といつの間にか失禁していた!



「あー!おもらししている〜!君、見た所ボクと大して変わらない年齢だよね〜!?それなのにまだおもらしなんてするんだ〜!」

「〜〜〜〜〜〜っ!!!」

「そ、そのミリアムちゃん。あまり彼女を追い詰めない方が。それに恐らく相当恐ろしい悪夢を見せられたのでしょうから、仕方ないと思います。」

無邪気な笑顔を浮かべているミリアムに見つめられたアルティナは顔を真っ赤にして怒りの表情で唇を噛みしめてミリアムを睨み、その様子を見たクレア大尉は困った表情でリザイラに視線を向け

「ふふふ、失禁する程度で終わるとは残念です。人格を一度破壊し、一から躾け直そうと思っていたのですが。」

「う……あ……っ!?」

「リ、リザイラ様……」

「そこまでやるのは幾ら何でもやりすぎだろ……」

サディスティックな笑みを浮かべるリザイラの口から出た凶悪な言葉を聞いたアルティナは恐怖の表情で悲鳴を上げて表情を青褪めさせて身体を震わせ、その様子を見ていたミルモとリィンは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。



「ククク……ハハ……ハーハッハッハッハ!」

一方シャロンに気付いたブルブランはすぐに立ち上がって高笑いをした。

「まさかこのような異郷で君と再会できるとは。これも女神の……いや、大いなる(マスター)の導きかな?執行者No.]――――”死線”のクルーガー!」

「ふふ……そのどちらでもありませんわ。ラインフォルト家に仕える忠実なる使用人として……お嬢様の危機に駆け付けるのは当然のことです
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