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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第33話
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表情をした。



「ふふふ、そうです……もっと泣き叫び、苦しみ、絶望を思い知りなさい………!そしてこの美しい大自然の破壊を望んだ”罪”がいかに愚かで重い”罪”なのか、その身にしかと刻み込みなさい……!ふふふふふふ……!」

一方リザイラはサディスティックな笑みを浮かべて笑いながら苦しみ続けている二人を見つめ、その様子を見たリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ

(うふふ、ドSのリザイラを怒らせたあの二人は御愁傷様よね〜。)

(ア、アハハ……ちょっと可哀想に思いますけど、自業自得ですね。)

(というかリザイラ自身の怒りの割合の方が高いように見えるわよね。)

ベルフェゴールはからかいの表情になり、メサイアとアイドスは苦笑していた。



「あ、あわわわわわわっ…………!?あ、あんな風に怒っているリザイラ様、初めて見たよ……!」

「これが精霊の……自然の”怒り”か……」

「……そうかしら?アタシはあの精霊王の私的な怒りによる制裁だと思うけど。」

ミルモは表情を青褪めさせて身体をガタガタ震わせ、重々しい様子を纏ったガイウスの言葉を聞いたセリーヌは呆れた表情でリザイラを見つめ

「き、気のせいでしょうか?ごく最近同じような光景を見た記憶があるのですが……」

「アハハ……ガレリア要塞でベルフェゴールが西風の旅団の猟兵達を操って同士討ちさせている所を見て笑っていた事だよね?」

「ほえええええ〜!?そんな事があったんだ!」

表情を引き攣らせているセレーネの言葉にエリオットは苦笑しながら答え、それを聞いたミリアムは驚き

「そ、その……日々苦労していらっしゃるでしょうけど、その苦労に見合う心強い異種族の方達と”契約”しているのですね、リィンさん。」

「ううっ……慰めてくれてありがとうございます、クレア大尉…………ハア………………」

困った表情で自分を見つめて慰めの言葉を送るクレア大尉の言葉を聞いたリィンは疲れた表情で溜息を吐き

「というか楽しんでいる暇があったら私達の動きを止めているコレを何とかしてよ〜!?」

アリサは呆れた表情でリザイラを見つめて声を上げた。



「ふふっ、でしたら私がリザイラ様の代わりにお嬢様達の拘束を解いて差し上げますわ。」

するとその時聞き覚えのある女性の声が聞こえて来た!

「……え……!?」

声を聞いたリィンが驚いたその時、突如鋼糸がリィン達の影を止めていた短剣を次々と抜き、リィン達は自由に動けるようになった!



「わわっと……!?」

「糸……!?」

「おや、貴女は……」

突然の出来事にリィン達は驚いて鋼糸が来た方向を見つめ、リザイラもつられるように視線を向けるとなんとそこにはシ
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