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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第33話
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〜???〜



「……ブルブラン様?一体どこに…………――――謎の霧により、視界が確認できません。クラウ=ソラス、状況を把握…………?クラウ=ソラス?」

霧に包みこまれたアルティナは周囲を見回したが誰もいなく、クラウ=ソラスの名を呼んだが答えは返ってこなかった。するとその時アルティナの周囲の地面に無数の触手が現れた!

「なっ!?クッ……!クラウ=ソラス、クラウ=ソラス、クラウ=ソラス!早急に応答し、迎撃を!!」

突然の出来事に驚いたアルティナはクラウ=ソラスの名を何度も呼んだが声は虚しく響き渡り、触手はアルティナを捕え、そして!

「え……や、やめて……い……いやああああああああああああああああああ――――――ッ!?」

なんと触手はアルティナの全身に巻き付いてアルティナの身動きを封じ込めた後アルティナを凌辱し始めた!

「グアアアアアアアアア――――――ッ!?グッ……ま、まさかこの私が幻術にかかる日が来るとは……!?ガアアアアアアアア―――――ッ!?」

一方ブルブランも強烈な悪夢を見させるリザイラの幻術――――リスレドネーの支配により、十字架に磔にされて身動きが取れなくなった状態で火あぶりにされ、怒りの表情をしたノルドの民達の民族衣装を身に纏った謎の人間達によって全身を十字槍で何度も貫かれ続け、苦しみ続けた!



ふふふ、この美しい大自然を破壊を望んだ”罪”は重いですよ?”死”すらも生温いと思える程の”地獄”をとくと味わいなさい!自然と精霊に仇名す愚か者達よ!



アルティナとブルブラン、それぞれがリザイラの幻術によって”地獄”すら生温いと思える程の強烈な悪夢を見せられて苦しんでいる中、二人の頭の中に心の底から怒っている様子のリザイラの声が響き渡った!


〜監視塔・屋上〜



「いやああああああああああああああああああ――――――ッ!?」

「グアアアアアアアアア―――――――――――――ッ!?」

「い、一体何が起きているの……?」

「霧が二人を包み込んだ後、突然苦しみ始めたけど……」

悲鳴を上げて苦しみ続けているアルティナとブルブランをアリサは戸惑いの表情で見つめ、エリオットは不安そうな表情でリザイラに視線を向けた。



「――――”幻術”ね。恐らくあの二人はリザイラがあの二人にかけた幻術によって、強烈な”幻”―――ようは”悪夢”を見せられているんだと思うわ。」

「”幻術”に”悪夢”…………」

「ほえええええ〜!?」

「そ、そんな事までできたんですか、リザイラさん……!」

「な……まさか”幻術”まで扱うとは……!」

セリーヌの推測を聞いたガイウスは考え込み、ミリアムとセレーネは驚き、クレア大尉は信じられない
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