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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第31話
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ア大尉の目の合図に頷いたリィンは号令をかけた後仲間達と共に監視塔内に潜入した!



リィン達が監視塔に潜入すると貴族連合の兵士達が見張りをしていた。

「へ……?」

「お、お前達は!?」

突如現れたリィン達に兵士達は驚いた後銃剣を構えた。



「ありゃ、いきなり出くわしちゃったね。」

「問答無用――!」

「速攻で無力化する!」

「はい……っ!」

そしてリィン達は協力して兵士達をあっという間に戦闘不能に陥らせた!



「ぐうっ……!」

「お、おのれ……」

リィン達に制圧された兵士達は悔しそうな表情で気を失った!

「……気を失ったみたいね。」

「さすがに精鋭だけどこの調子ならいけそうだねー。」

「……だが、他にもいくつかの気配を感じる。騒ぎが大きくならないうちに屋上まで辿り着こう!」

「ああ……!」

その後屋上に急行する最中に何度か貴族連合が雇っている猟兵達の妨害もあったが、リィン達は協力して撃退し、ついに屋上に到着した。



〜屋上〜



「―――あった!」

「辿り着いたか……!」

屋上に到着したリィン達は何かの装置を見つけて装置に近づいた。



「これが導力波妨害装置……結構大きいな。」

「で、どうやって止める?やっぱりガーちゃんでぶっ壊しちゃう?」

「ミ、ミリアムさん……」

「あのね……何でも壊すのはやめなさい。とにかく内部を覗いて、調べてみるしかないわね。どこかにメンテナンス用のカバーがあるはずよ。」

ミリアムの提案にセレーネと共に呆れたアリサは装置を見つめて考え込んだ。



「あとはアリサに任せるしかないな。」

「貴族連合の援軍が来る前になんとか停止させないと……」

「―――残念だがそれは叶わぬ相談だろう。」

そしてリィン達が行動に移ろうとしたその時聞き覚えのある男性の声が聞こえて来た!



「ど、どこかで聞いたような……」

「え、ええ……」

声を聞いたリィン達が血相を変えると何と装置の上に”怪盗紳士”ブルブランが花びらを舞わせながら現れた!



「フフフフ………―――ハーハッハッハッハ!!」

「あ……!」

「あ、あの仮面は……帝都とユミルに現れた!」

「現れましたね……大陸各地を騒がせる”怪盗B”。いえ―――結社の執行者、”怪盗紳士”と呼ぶべきでしょうか。」

「フフ、お初にお目にかかる―――麗しの”氷の乙女(アイスメイデン)”殿。どうやら私の情報くらいとうに掴んでくれていたようだ。」

クレア大尉に睨まれたブルブランは怯む事無く、余裕の笑みを浮かべて話を続けた。



「―――ごき
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