外伝〜オーバルギア開発計画〜後篇
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〜中央工房・地下実験室〜
「ここか……?……!あ、あれがオーバルギアか………!?」
地下実験室に到着したアガットは周りを見回して、あるものを見つけて驚いた。
「うん、足回りのチェックも完了。もう一度、シークエンスの流れを確認しておこうかな。お母さん達、どこかへ行っちゃったし………」
アガットがあるもの――オーバルギアを見つけて驚いている時、ティータはオーバルギアの整備をしていた。そしてアガットは驚いた表情でオーバルギアに近づいた。
「てっきり導力砲か何かかと思ってたが………よくもまあ、こんなもんを作りやがったな。」
「あ、アガットさん!?どうしてここに………?も、もしかしてお母さんですか!?お母さんに来いって言われちゃったから………」
アガットに気づいたティータは驚いた後、表情を青褪めさせて慌ててアガットに近づいた。
「ご、ごめんなさい……お父さんとお母さん、アガットさんのこと勘違いしてるみたいなんです。昨日から説明しているんですけど、全然わかってくれなくて………」
「あー、そんなんじゃねえ。………心配すんな。」
「え…………?」
アガットの答えを聞いたティータは首を傾げた。
「その、なんだ………お前が正式に技師として頑張ってるって聞いたからな。まあ、今日は応援代わりに付き合ってやろうってことだ。オーバルギア実験の手伝い……一応、正式な依頼らしいからな。」
「……………え、えへへへへ…………あのあの、じゃあ、オーバルギアの説明をしますね。………………あ、アガットさん。こっちに来てくれますか?」
「お、おう…………」
ティータは軽い説明をした後、アガットを呼び、アガットは戸惑いながら頷いてティータに近づいた。
「それで…………」
そしてティータは嬉しそうな表情でオーバルギアの説明を始めたが、オーバルギアの背面に回った時、あるものにぶつかった。
「あ、あれ………?」
あるものにぶつかったティータが後ずさると、なんとエリカが現れた。
「なっ………!?あ、あんたは……!」
「お母さんっ!?い、いつからそこにいたの………!?」
エリカの登場にアガットとティータは驚いた。そしてエリカはティータを隠すようにティータの前に来て不敵な笑みを浮かべて言った。
「アガット・クロスナー……実験への協力、感謝するわ。やっと罪を認めて懺悔する気になったのね!」
「ま、またワケわかんねえことを言いやがって…
……」
「今、ティータに接近してたでしょ。そうよね、接近してたわよね!?決定的証拠を掴んだわ!!」
戸惑っているアガットをエリカは目を妖しく光らせて睨んだ!
「その目はやめろって
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