外伝〜剣帝の苦労〜後篇
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にすざましい闘気と魔力を込めて、凍りつき始めた身体の状態を元に戻したその時!
「せいっ!!」
いつの間にかリウイの背後に回っていたレーヴェが背後からリウイに攻撃した!
「大地よ!メーテアルザ!!」
しかしリウイは冷静な表情でクラフトを放った!
「ハァァァァァァ…………!」
リウイのクラフトを受けたレーヴェだったが、残っていた絶対障壁によって無効化され、そのまますざましい剣の連撃をリウイに放った!
「……………………」
レーヴェの激しい連撃に対し、リウイは冷静な表情で捌いた!
「せいっ!!」
「フッ!!」
2人は同時にすざましい一撃を放った!2人のすざましい一撃がぶつかる事により、2人の周囲に衝撃波が起こった!そして2人は一端後退し
「ハァァァァァァ………!」
「オォォォォォォォ………!」
レーヴェは剣で斬りの態勢の状態で、リウイは突きの態勢の状態でお互いすざましい闘気を込め
「はあっ!!」
「セアッ!!」
2人はまた同時に攻撃した!するとレーヴェの剣は弾き飛ばされ、リウイのレイピアの切っ先がレーヴェの首筋ギリギリで止まっていた!
「………勝負はついたな。」
「……はい。………まだまだだな、俺は………」
リウイに静かに問いかけられたレーヴェは頷いた後、静かな表情で呟いた。そしてリウイはレイピアを鞘に収めた。リウイがレイピアを鞘に収めると同時に勝負の行方を見守っていた兵士達は驚嘆の叫びをあげた!
「レーヴェ!」
その時、プリネが血相を変えてレーヴェに駆け寄った。
「大丈夫!?」
「ああ。特に怪我は負っていないから、安心しろ、カリン。」
「よかった…………」
心配そうな表情をしているプリネを安心させるようにレーヴェは口元に笑みを浮かべて答えた。
「うふふ……いつもながら相変わらず、仲好しね♪あの2人は。その内、子供とかも作っちゃうんじゃないかしら?」
「フウ………いつも思っているが、レン。………お前はは少しませ過ぎだ。」
「子作り!?そんなの絶対、絶対許さない………!」
リウイ達の戦いを観戦していたレンの言葉を聞いたリフィアは呆れ、エヴリーヌは驚いた後、殺気が籠った視線でレーヴェを睨んでいた。
「レオン=ハルト。」
一方その様子を黙って見つめていたリウイは静かな口調で口を開いた。リウイが口を開くと辺りは静かになった。
「人間でありながら、そこまでの力は見事なものだ。お前なら先に逝った我が戦友達の力と見劣りしないだろう。………その力を評してこれよりお前を我が娘、プリネの護衛騎士見習いの位を授ける。正式な授与は後日、シルヴァンが行う。」
「俺がカリン
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