4部分:第四章
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第四章
「我が超賎惨腫主義陣眠狂我酷の核武装を認めよ!」
「我が国に謝罪せよ!」
「我が国に従え!」
「我が国に金を送れ!」
こんなことをだ。人質を取りながら喚いていた。しかもだ。
武器まで持っていてだ。要求を受け入れられない場合は。
「核爆弾をここで爆発させる!」
「東京は焦土になるぞ!」
「それでもいいのか!」
こうだ。日本のど真ん中で言うのである。これに対してだ。
何とだ。政府のだ。
首相である奸尚人も官房長官である賎極芳人もだ。堂々とだ。
首相、そして官房長官の立場からだ。こう言い出した。
「狂我酷マンセーーーーーーーーーッ!!」
「狂我酷に栄光あれ!」
何とだ。その国の工作員である正体を今公言したのだ。そうしてだ。
彼等に援助を約束すると言い出したのだ。この事態にだ。
国民は誰もが唖然となった。与党である罠腫党もだ。
彼等の為に動こうとしていた。それを見てだ。
ハルトマンはだ。すぐにこう言った。
「これは私が終わらせる」
こう言ってすぐにであった。
「一日でだ」
「えっ、けれど首相までがですよ」
「あんなこと言ってますけれど」
「それじゃあとても」
「あの男は外患誘致罪だ」
それに値するというのだ。
「だからだ。死刑にする」
「逮捕してそうしてですか」
「その場で」
「そうだ。処刑する」
伊達にだ。逮捕権とダブルオーを同時に持っている訳ではなかった。すぐにだ。
彼は半ば強引に外出を許可させそのうえでだった。
まずは記者会見を開く官房長官に近付きだった。
「何だ御前は」
「官房長官だな」
「そうだ」
そのカメムシを踏み潰し皺だらけにした様な顔でだ。官房長官は答えた。
「俺を誰だと思ってるんだ」
「外患誘致罪で死刑判決が出た犯罪者だ」
「何っ!?」
「では今から死刑を執行する」
こうだ。記者達の前で言ってだ。
左手を前に突き出し。そうしてだ。
五本の指から機銃掃射を仕掛け。それで官房長官を打った。
官房長官だった犯罪者は全身に数百発の弾丸を浴びだ。蜂の巣になった。そうして血の海の中で無様に息絶えたのであった。
それからだ。ハルトマンは。
首相官邸に行き首相のところに行きだ。今度は。
首相の首に向けて左手を横から一閃させた。それで終わりだった。
首相の首、虚ろな表情で額に歪な黒子のあるその首が吹き飛びだ。首相の椅子を汚らわしい血で汚して死んだのだった。そこからだ。
テレビ局に乗り込みだ。瞬く間にだった。
工作員も彼等に協力する者達もだった。
「な、何だ御前は!」
「軍人か!」
「そうだ。日本国の自衛官だ」
こう言ってだ。テロリスト達に対してだ。
右手首を取り外しそこからだった
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