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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第十三話 独りでは何もできないのです。
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まれているようにたってるワインレッドの髪、白面の顔、うん、美形には違いないけれど、ちょっと頼りないかなぁ。でも、この子が転生者かもしれないかもなアルフレート・ミハイル・フォン・バウムガルデンなのね。ふうん、素直そうじゃない。そしてひたむきそうな感じ?
「ファーレンハイト、苦労を掛けた。アルフレート・ミハイル・フォン・バウムガルデンよくぞきたのう。さ、そこにかけてたもれ」
あ〜しんどい。早くこんなしゃべり方は卒業したい。あ、そうだ。ちょっと人払いをしないとね。私が顔を向けると、理解した侍女たちが一礼して退出。うん、空気は読みましょう。それでよし。あ、駄目駄目!シュタインメッツとファーレンハイトは居残りね。
「ファーレンハイト、シュタインメッツ、そちらは残ってたもれ」
顔を見合わせた二人。ま、いいじゃないの。残って話を聞いてくれないと進まないのよね。
遠慮する三人を強引に座らせ、さらに私が強引にお茶を入れて振る舞ったので、3人ともすっかり恐縮してる。まぁ、そうなのよね。お茶を入れるなんて前世では私は日常茶飯事だったもの。
「アルフレート・ミハイル・フォン・バウムガルデン」
「はっ!」
お〜緊張してます。緊張してます。おかしい。でもそんなに緊張しなくてもいいのに。
「この度の事、さぞ気落ちしていると思うが、決してそちだけの責任ではない。作戦を決定しそれを実行するのはあくまでも司令官じゃ。上司たるもの部下の動きについて責任を取るために存在するのだからの」
「ですが・・・私の策のせいで・・・・」
「バカ者。そちの策は的を得ていたとファーレンハイトらから聞いた。敵が見事すぎたのじゃ。それにそちはまだ幼年学校生と聞く。にもかかわらず敵の動きを読んで見せたその戦術眼は見事じゃ」
「いえ、皇女殿下。結果として敵に裏をかかれてしまったからには策など何の意味もありません。ですが・・・・」
「ん?」
「ご無礼をお許しください。この失敗はわたくしは決して忘れることはありません。将来軍属になり、少しでも多くの兵を救うための糧としたく思います」
ほ〜〜!!!そういったか!!なるほどね、ここでウジウジウジウジウジウジウジウジずうっとしていたら蹴り飛ばそうかと思ったけれど、そんな必要なかったわけね。うん、いいんじゃない?!精進は大切よ。
「シュタインメッツ」
「はっ!!」
「妾が申すのもどうかと思うが、どうかアルフレート・ミハイル・フォン・バウムガルデンを助けてやってほしい。アルフレートもそちを頼りにしていよう」
皇女殿下御自ら声をかけられて、シュタインメッツ感動してます。な〜んて第三者がみたらそういうほどシュタインメッツ、赤くなってる。そうね、あなたにはラインハルト派ではなく反ラインハルト派、つまり私
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