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やがて妖銃の弾輝
異能1始まりの横須賀《街》
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時間以内に死ぬ……死ぬんだ!」

おいおい、突然何言っちゃってるの?

「疑うのも無理はないけどな。
あれを売り出してから3か月で8人購入者がいて、8人全員死んだんだ。
だからもう誰にも売らない。
悪いが他の商品にしてくれ……」

売らないと言われるとほしくなる。

「頼む、売ってくれ!!」

店長と店員はなにやらごちょごちょと話し込んでいる。

「……条件がある」

「何だ?」

条件?

「そこにある42型のテレビとそこのアイロンも一緒に購入するなら売っ「買った!!」……まいど〜♪」

なけなしの財産全てはたいて俺は自転車をGETした。
総支払額100000円。
……いい買い物をした。
店を出た俺は早速整備が終わったクロスバイクに乗って夕日が沈む町中を漕ぎだした。


あれ?
しかし、少し冷静になって考えてみると。
なんか損してないか?
冷静に考えたら……。
自転車に乗っただけで、死ぬなんてことあるわけないしな。


神奈川県横須賀市、居鳳町。
住宅地、学校、公園、コンビニ、ショッピングセンター―――何でも揃ってるがどこか閉鎖的な町だ。
あまり好きにはなれないな。
自転車で日が落ちて暗くなった街を走っていると俺と同じように自転車で夜道を走っていた静刃がいた。
一緒に夜道を、海辺の国道を走っていると……。

・・・・・・フッ、フフッ、フフフフッ・・・・・・
俺達を追い越すように、車道の明かりが次々と消えた。
停電か?
と思った時……
――――バッ、ババババッ―――!
妙な音が聞こえた。

岩場の方に誰かいる。
岩場の人影は変な形の物体……メカを身に付けた。
少女だけじゃない。
空中にツインテールの少女がいる。
目の錯覚か?
いや違う、俺だけじゃない。
静刃も同じ方向を見ている。
静刃の視線が国道先のガードレールの脇に向いた。
俺もそちらを見るとツインテールの少女が2人いた。
危ない。
ここから、このあきらかに異常なここから逃がさないと……。
そう思い俺は声をかけてしまった。

「「―――おい!!逃げろ!」

重なる俺と静刃の声。
声をかけられた彼女達は振り向く。

「「……? どうして『絶界』に人が……?」」










これが俺と魔弾のマリナーぜとの運命の出会いで、静刃と魔剱のアリスベルとの衝撃的な出会いだった……。


















とある商店街のリサイクルショップ(おまけ)

「店長やりましたね〜」

「ああ、いいカモが来てくれたな。
まさか、本当に買うとは思わなかったけどな……」

「あのクロスバイクの話ホントなんで
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