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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第十一話 出る杭は打たれるのです。
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優美な微笑を浮かべているが、シトレはふとその微笑の影に得体のしれないものを感じた。
「大尉は優秀だぞ。18歳で大尉だからな」
「ほう?それは・・・・」
それは実力なのか、それともコネクションがあったのか、いずれにしても士官学校の卒業生が18歳なのだ。その時点で大尉だとするといったいどういうことなのだろうか。まさか新兵からの叩き上げなのか。いや、そういう風には見えないのだが。
色々とシトレが測り兼ねていると、大尉が近づいて敬礼してきた。
「シャロン・イーリス大尉と申します。シトレ閣下」
シトレは立ち上がった。
「よろしく頼む」
シトレはそう言いながら、ふと思った。今まで聞いたことがない士官だが、いったいどこの出身なのか、と。
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