暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
19:悪い子は居ねぇかぁ〜?
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
禁する。
空気の読める大人な女は素晴らしい!
お陰で徹夜だけども、元気に爆弾岩狩ができるってモンよ!
因みに、砂漠地帯に切り立った周囲の岩山には初めて見る鉱物が豊富に存在する。
あれがオリハルコンかな?
試しに大金槌を振り下ろしてみた。
“キン!”と堅い金属音を響かせて、俺の攻撃を受け付けない。
如何やら本当にオリハルコンは、魔法の玉でしか採取出来ないらしい。
じゃぁ沢山欲しいし、爆弾岩を沢山狩らないとね。
さて、そんな訳で悪逆非道な乱獲者再来です。
キメラ・一角ウサギと乱獲してきましたが、爆弾岩を乱獲する日が来るなんて夢にも思いませんでした。まぁ最近は夢すら見れてないけどね。
ただ注意点が一つ……
目の前の獲物に気をとられてると、突然予期せぬ敵に遭遇する。
ドラゴンとかストーンマンとかね。
だから一心不乱には爆弾岩を乱獲しない。
周囲に警戒をしつつ、一体ずつ倒していきます。
すると砂漠地帯から森林地帯へと景色が変わってくる。
ドムドーラ地方でも同じ事があったよね。
緑の丘だと思ってたら、緑の激オコぷんぷんドラゴンが居たって事があったよね。
森林地帯には爆弾岩は生息してないらしく出会う事が無くなったけど、対ドラゴン戦に備えて警戒は怠らない。
そして出会ってしまった……悪いモンスターに(笑)
「こんにちは。ぼくスラタン。ぼくはわるいスライムなんだよ」
「やぁこんにちは。僕はリュカ。イケメンな人間だよ」
自己申告で悪いスライムと言うスラタン。可愛いなぁ……
「リュカっていうんだぁ。かっこいいお名前だね」
「そうだろ。実際にイケメンだし、格好いいんだぜ。スラタンは何で悪いスライムなの?」
悪そうには見えないけどなぁ?
「ぼくね、ニンゲンが大好きなんだ。そのことを仲間のスライムに言ったら、『ニンゲンを滅ぼそうとしてるリュウオウ様に逆らうわるいスライムだ』って言われちゃったの。だから残念だけどリュカはここから早く逃げた方がいいよ。わるいぼくをイジメるスライムがいっぱい居るから」
俺と出会えて嬉しそうにしてたスラタンだったが、周囲から敵意を感じ哀しそうに俯いて逃げるようにと忠告してくれる。
だが時既に遅し。俺の周りには人間嫌いの良いスライムが沢山集まり、
人間
(
俺
)
に攻撃を仕掛けてきた。
だが残念。
襲いかかる何十匹と居たスライムは、俺の華麗なる攻撃で死散して行く。
注意しなくちゃならない事は、間違ってもスラタンを攻撃してはダメって事。
まぁスラタンからは殺気が感じられないから、大丈夫だと思うけども……
「わぁー、リュカって強いんだね」
「イケメンだからね」
襲ってくる全ての良いスライムを倒しきると、脅えた表情だったスラタンに笑顔が戻った。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ