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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第29話
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た後嬉しそうな表情をし

「ちょっ、クレア〜!?今一番いい所なのに何で見せてくれないのさ〜!?」

「……ミリアムちゃんにはまだ早いです。」

ミリアムは頬を赤らめてリィンとアリサから視線をそらしているクレア大尉に目隠しをされて喚いていた。そして深い口付けを終えた二人は再び互いを強く抱きしめた。



「ぐすっ……夢みたい……こうしてまた会えて……これであの時の約束を……」

「あの時……?―――あ……」

アリサが呟いた言葉の意味がわからなかったリィンだったがすぐにトリスタでの別れの時を思い出して顔を赤らめた。

「っ……ちょっと待って!い、今はそんな事をしている場合じゃ―――じゃなくて!私もありがとう―――おかえりなさい……!」

するとその時我に返ったアリサは混乱した後心からの笑顔を浮かべてリィンを見つめた。



「ああ……ただいま。」

「クスクス……」

「ぐすっ……」

「……やれやれね。」

「ふふ、いい青春を過ごしていたようじゃの。しかし、身内の前でやるにはかなりアツすぎやせんかの〜?ま、ワシはいっこうに構わんが。」

「ハッ……こ、これはその、つい感極まってというか……」

仲間達と共に微笑ましそうに見守っていたグエンの指摘を聞いたアリサは慌てた様子でグエンに指摘したが

「それで肝心の曾孫はいつになったら産まれるのかの〜?その様子だと既に”大人のれでぃー”にもなって、子作りもしておるのじゃろう??」

「お祖父様ッ!!」

口元をニヤニヤさせるグエンの指摘に顔を真っ赤にして声を上げ、リザイラを除いたリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。



「ふふふ、さすがは彼女と血が繋がっているご家族なだけはありますね。先程の光景を見て彼女が純潔をご主人様に奉げた事に一瞬で見抜くとは。」

「フッ、これも”年の功”というものじゃ。―――ちなみにアリサはいつ、”大人のれでぃー”になったのじゃ!?お主は普段はリィンの身体の中にいるとのことじゃから、”その時”の事も当然知っておるのじゃろう!?」

「彼女が純潔をご主人様に奉げた時ですか……あれは今でも記憶に鮮明に残っている程の非常に印象深い出来事でしたね。何せ彼女自らご主人様に夜這いした挙句、”ご主人様を押し倒して混乱しているご主人様の理性を崩壊させて、自らの純潔を奪うように誘導した”のですから。」

「何と!?まさかアリサがそんな大胆な事までするとは!それでアリサは一体何をしてリィンの理性を崩壊させたのじゃ!?」

そしてリザイラとグエンはとんでもない会話を始め

「ちょっ!?リザイラ!?」

「あわわわわわわっ!?」

「ほえええええ〜!?アリサ、凄い大胆な事をしたんだね〜!」

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