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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第28話
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高原の北東部に入り、アリサ達を探していると何かに気付いたエリオットがある方向へと指を指して声を上げた。



〜ノルド高原・北東部〜



「―――リィン、あれ!!」

エリオットが指を指した方向には巨大な魔獣と対峙しているアリサとミリアム、その背後にはグエンがいた。



「なんちゅうデカさじゃ!こんな魔獣、見た事ないぞ!?」

「くっ、旧校舎の地下にも現れた……!?下がっていて、お祖父様!ここは私達が!」

「うんうん、こんなのチョチョイのチョイだよ!―――ガーちゃん!

「――――!」

グエンを庇うような位置でアリサとミルモと共に巨大魔獣と対峙していたミリアムはアガートラムを召喚した。



「いっけえええええ!」

そしてミリアムの指示によってアガートラムが強烈な一撃を頭に叩きつけ、続くようにアリサは矢を命中させ、更にミルモが魔術による雷を魔獣の頭に落としたが魔獣は平気そうな様子を見せた。

「そ、そんな!?」

「うそっ、今ので倒れない!?」

「くっ、その辺の魔獣とはまるでケタ違いの強さだわ……!」

魔獣の体力の高さにアリサ達が驚いていると魔獣は咆哮を上げてアリサ達を威嚇した。



「っ……!」

「こ、このおっ……!」

「いかん、逃げるんじゃ!ワシのことは構わん!お前達だけでも―――」

「うっ……!こんな時、リザイラ様やフローラ様がいれば――――!」

そしてミルモが魔獣を睨んで声を上げたその時!



「ふふふ、私を呼びましたか、ミルモ?」

何とリザイラが転移魔術でアリサ達の目の前に現れた!

「へ。」

「お主は確かリィンの……!」

「ほええええ〜〜〜っ!?どうしてここにいるのさ〜!?」

「リザイラ様!」

リザイラの登場にアリサは呆け、グエンとミリアムは驚いて声を上げ、ミルモは明るい表情をした。



「この地の管理をする私に断りもなく、この大自然に土足で踏み入れた罪は重いですよ?異界の魔物よ!」

巨大魔獣を睨んだリザイラは膨大な魔力を解放した。

「ルン=アウエラ!!」

「―――――――!!??」

詠唱無しで放たれた純粋属性最高位の超越爆発をまともにくらった巨大魔獣は大ダメージを受けると共に悲鳴を上げ

「我が呼びかけに応えよ!舞い降りし疾風の皇女(みこ)よ、我らに仇為す意思を切り裂かん!!」

その隙を逃さないかのようにリザイラは再び膨大な魔力を解放し、リザイラが解放した魔力に呼びかけるように巨大魔獣の全身に真空の渦が発生し

「シルフィスティア!!」

「―――――――!!!!!???」

最後には空へと打ち上げられながら真空の渦によっ
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