新たな大戦への序章へ・・・大神一郎の旅立ち前編
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太正15年4月某日
大帝国劇場は、平和そのものだった。ある決定書が届けられるまでは・・・。
支配人室・・・
「はやてちゃんどうしたの?朝早くにここに来て?」
「お兄さんちょっと相談があるんですけど、いいですか?」
「何かな?」
「お兄さんから見て、あの4人は、魔法に依存を直せたと思いますか?」
「うーん難しいね僕達で言えば、霊力依存を完全に治すのは、難しいからねでも、あの4人に、はやてちゃんは、ある任務をやってもらいたんだよね?」
「そうや」
「でも問題が、あるんだ」
「どんな問題何や?」
「それは、巴里まで君達が行くにはパスポートとかがいるんだけど、あるの?」
「あっそうやどないしたらいいんやろ」
「えっ考えてなかったの?はやてちゃん」
「そうやった帝都なら、全員で捜査出来るけど、巴里は海外やった」
「帝都も、標的かも知れないんでしょ、はやてちゃん?」
「うんその可能性もあるけどな、どないしょう」
「あっ直哉君。ここにいたのね」
「あっさくらちゃんどうしたの?」
「さっきね、ファンレターの山が届けられてね、その中に海軍からの手紙が届けられて他の2通ね」
「ありがとうさくらちゃん」
「じゃあ私なのはちゃん達を、西洋亭に誘ってくるね」
「うんお願いね、さくらちゃん」
そう言って直哉は、さくらから2通の手紙を受け取り、机に戻り、自分宛の手紙を読み出した。
「・・・」
!!
「こ、これは」
「どうしたんや?お兄さん」
はやてが直哉に、どうかしたのかを聞いた。
「はやてちゃんこれを上手く利用すれば、2人までなら、巴里に同行させることが出来るよ」
「ホンマかお兄さん?」
そのころさくらは・・・
なのはとフェイトと2階のサロンで話していた。
「あ、なのはちゃんと、フェイト話があるんだけどいい?」
「何ですかさくらさん?」
「何?姉さん」
「あのね、今日の夕食は、西洋亭に食事に行くのよ」
「「えええーー西洋亭ーーー」」
「「行きたい」」
「なのはちゃんとフェイトは、花組の一員だからいいんだけどね、スバルちゃんや、エリオ君達も参加はいいんだけど、料金はどうする?」
「私達のは、経費で払うんだけど」
「わかりました。さくらさん、スバル達のは、私が払いますよ、私もこの世界のお金を、貯金してたんで」
「なら、姉さんエリオ達のは、私が払うよ」
「そう、それなら何とかなるかな?後ははやてさんの分は、どうしょうか?」
「ええ、はやてちゃんの分私は払わないよ」
「姉さん私も、払いたくない」
「わかったわ二
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