暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒衣の創造神〜
第5巻
IS学園祭の練習&本番
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から各カップに入れるようにしている。一番大変な仕事だと廊下の長蛇の列を整理するスタッフ。

「はーい、こちら一時間待ちでーす」

「ええ、大丈夫です。学園祭が終わるまで開店してますから」

各種クレームは待ち時間の苦情ぐらいだが、それさえも対応しているのでかなり忙しそうだ。俺はと言うとパフェ以外だとパンケーキやパスタ等を一から作ってるが、クロックアップ並みに素早く作っているからなのか。

休憩時間がある補佐役に対して、調理班である俺や部下らの休憩は今の所無いに等しい。ずっとフライパンを握る事もあれば、チョコレートパフェやスペシャルパフェを作るのが俺の仕事である。

「織斑料理長、ずっとフライパンを握ってますが大丈夫ですか?」

「今の所はな。それより朝よりも忙しくなっているが、俺らの部下は慣れているから問題ない」

「私達としてはずっと動いていて疲れないんですか?」

「私や織斑料理長はずっと鍋を振り続ける事もあれば、一流パティシエとしてやってますからね」

「天と地の差だとは思ってたけど、ここまでとはね」

ちなみにゲームはジャンケンや神経衰弱とダーツであり、苦手な人の為に選択出来るようなっている。調理班には画面があるので、ここから客の流れが見えるので女子生徒らの休憩を俺からの指示で各自休憩している。一年生教室前を埋め尽くす人の山、大人数に対応しているクラスメイトだが捌いている部下も一緒なので大丈夫だ。と外のカメラに鈴の姿を発見したので、即シャルが対応していた。

「いらっしゃいませ、お嬢様・・・・何だ鈴か。その格好は何?」

「ウチは中華喫茶やってんのよ、あたしがウェイトレスやってんのに隣のクラスの所為で全然客が来ないじゃない!」

「しょうがないと思うよ、織斑料理長=一夏の手作り料理を出した喫茶だからだと思うよ」

「あーそうなのね。一夏の手料理は女のプライドをズタズタにする程の威力だしね〜」

聞こえてるぞ、と言いたいが生憎映像を見ながら料理を作っていた。チャイナドレスの鈴、一枚布のスカートタイプで大胆にスリットが入っている。真っ赤な生地に龍のあしらいで、金色ラインとかなり凝った服装だな。鈴の髪型も違うようだが、シニョンと言う丸いボンボンを乗せているが相変わらず似合う。中国人の嗜みかもしれんが、隣は飲茶(ヤムチャ)などを出す喫茶店だろうと予想出来た。

「とりあえず席に案内してくれるかしら?」

「はいはい。・・・・それではお嬢様、こちらへどうぞ」

女子同士なのか『お嬢様』と呼ばれても驚く様子もないので、空いている席を案内させる。内装に関しては全てこちら持ちなので、学園祭とは思えないレベルの品が置かれていて特にテーブルと椅子のワンセットだけで高級レストラン並みとされている。一発
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