第5巻
IS学園祭の練習&本番
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れは行かないと色々と損するわよ!」
一年一組の『蒼い翼公認メイド&執事喫茶』はとても盛況で朝から大忙しだったが、具体的には俺特製のケーキを一人前に切って飾り付けを一組女子に任せてパフェやパンケーキを一から作っていた。普通では考えられないくらいの速さで完成させるので摩訶不思議と思っていたが、俺らの部下は知っているので不思議がっていない。
『IS学園限定スペシャルパフェ一つと紅茶ですね、少々お待ち下さいませお嬢様』
「織斑料理長、スペシャル一つ入りましたー」
「了解した。即効作るから、紅茶の方はそちらに任せる」
「了解です」
俺がスペシャルパフェを即効作ってると紅茶の準備が出来たので、キッチンテーブルに紅茶とパフェを置いてから接客班に渡す。なお注文を調理班に通す必要ないが、復唱する際にリボン型マイクから音声で通じているようにしている。その方が時間が掛からないし、一から作っていても俺の手でやるとすぐ出来上がるからだ。
「いらっしゃいませ♪こちらへどうぞ、お嬢様」
「うわぁ〜執事服を着てる人ってホントに一組女子生徒なの?」
「その通りでございますお嬢様、我々はお嬢様の喜ぶ姿を見るだけで幸せでございます。ご注文はどうされますか?」
「え、えーと・・・・こちらのスペシャルパフェってのは何かしら?」
「こちらは織斑料理長直伝のパフェとなっておりまして、何でも蒼い翼公認の限定パフェとされております」
「じゃあこのスペシャルパフェ一つと紅茶一つでお願いします」
「復唱させて頂きますが、IS学園限定スペシャルパフェ一つと紅茶ですね。少々お待ち下さいませ、お嬢様」
朝からこんな感じで接客班は笑顔を一番として、接待していたがIS学園限定スペシャルパフェにはトレーにツーショット写真が出来る景品としてある。当たりか外れに関してはそれで分かるようになってるし、外れたとしても清算時のレシートにて当たりと書かれたら後程お手製の料理を食事会として招く事となっている。
カップから皿まで蒼い翼のシンボルマークが入ってるけど、紙製のコップや皿ではないのでメイド&執事と客も高価なブツとして認識している。
「織斑料理長、そろそろ紅茶とコーヒーが切れるようです」
「なら作るか。ドリンクバーの機械に出来立てのを入れる為だ」
「お湯を沸かしましたので、お任せしますが出来るだけ早めにお願いします」
「もう出来るから客を待たせないで行けるぞ」
そう言いながらドリンクバーの器に詰め替えてから、食材の補給とテーブル整理で忙しくしているようだがこちらは緊張感を持ってやってもらってる。アイスならドリンクバー的な機械に入れるだけだが、ホットだとティーポットに湯とティーバッグを入れてしばらくして
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