第5巻
IS学園祭の練習&本番
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て砂糖とミルクをメイドが入れる事となっている。
「お嬢様、紅茶とイチゴケーキをお持ち致しました。お砂糖とミルクはお入れになりますか?お嬢様」
「両方ともお願いします」
「畏まりました。それでは失礼致します」
「(ねえねえ、シャルロットさんが真顔でやっているけど慣れているのかな〜?)」
「(分からないけど、慣れている事だけは理解出来てるかな)」
と何か言っていた生徒らだが、砂糖とミルクを入れて静かにスプーンで混ぜ終えてから一礼してから戻っていく。これが今回やる事であるが、全員がメイドではあるが人数が多すぎるので俺からの発案で分ける事にした。調理班に関しては俺と補佐をする女子生徒達にして、接客班と雑務全般で分かれる事となった。
「これを一通りマスターしてくれれば、あとは織斑様の指示通りに動いてもらえれば助かります」
「一通りやってくれれば俺が助かる。調理は注文が入ってから作るが、これでも素早く出来るんでそこら辺は安心しろ。俺の手料理満載のメニューをIS学園限定セットとして売り出す事にしたが、蒼い翼公認なので俺が許される事があれば何でも言ってくれ。ただし、俺が執事としてやるのだけは無しだからな」
と言う訳で一通りの作法をやった所で、あとは本番までの間はメイド服と執事服を生徒全員に着れるように仕立てをした。調理班では俺を筆頭に蒼い翼公認レストランやパティシエを部下のように扱い、手足のように動かす為に調理長は俺で副調理長の二人で動かして見せた。繰り返しの練習をしてからあっという間に本番となってしまい、学園祭当日。
「さて諸君、調理班として俺の手足となって動く事を期待するが補佐役である者らも頑張れば休憩時間にケーキや飲み物が飲食出来るので頑張ってくれたまえ」
「我々は勿論の事、補佐役である一組の生徒さんと連携を練習してきたので大丈夫かと思います」
「織斑さんの手腕を間近で見てきた私達にしか出来ない事をやってやります」
「皿やカップもちゃんとしたブツだが、例え落としたとしても割れないようにしてあるので一組生徒諸君は緊張しないまま自然とやっていればいい。行くぞ!」
『おおー!』
朝ミーティングを終えてから各持場についたが、俺は基本的に調理班としているけど一般開放しないで開始の花火は上がっていない。しかし生徒らの弾けっぷりに関しては、非常にテンションが高めとなっていた。
「嘘!?一組であの織斑さんの料理が食べられるの!?」
「織斑さんは調理だけど、他の子らは蒼い翼公認『@クルーズ』のメイド服や執事の燕尾服を着てるそうだよー!」
「それだけじゃなくてゲームもあるらしいけど、勝てば写真を撮ってくれるんだって!忙しい織斑さんが休憩時間の間にツーショットなのよ、ツーショット!こ
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