第42話信じらんねぇ・・・
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結婚は出来るけどーーーいつの間に結婚してたんだよ!?
「去年の秋辺りに式を挙げたよ。いやーユッキー綺麗だったな〜。ちなみに、もうあーんな事やこーんな事やそーんな事まで済ませてるから」
「思春期の弟にそんな事言うなよ!てかそれはどうでもいいんだよ!つーか去年の秋に挙式!?」
去年の秋っつたら、オレ達がSAOにいた時じゃねーか!何!?養子とはいえ弟と実の妹が命懸けで戦ってた時にそんなバカな事してたの!?信じらんねぇーーーどういう神経してんだよ。
「まあとにかくSAO未生還者の件で須郷が作ったALOが怪しいと踏んでね、ユッキーに竜の《ナーヴギア》に入ってたメモリーカードを渡して、どうにか接触して貰おうと思ったんだ」
「・・・メモリーカードと橘さ・・・雪乃さんの事は分かった。でも、それヤバくね?」
「・・・え?」
龍星に頼まれてオレにメモリーカードを渡して貰おうとした事と、雪乃さんとの関係は分かった。でもーーー
「須郷に正体がバレたら・・・雪乃さん、どうなるんだ?」
「・・・あ」
もしも須郷がとんでもない野望を抱えていて、それを雪乃さんに知られて、雪乃さんの潜入がバレたらどうなるんだ?そう龍星に尋ねたらーーー
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!そうだったぁぁぁぁぁ!!」
「それは分かってなかったの!?バカなの!?死ぬの!?」
コイツ自分の奥さんが危険に晒される恐れがあるのを気づいてなかったのか!?奥さんだぞ!?共に生涯を支え合うパートナーだぞ!?なんでそんなすぐに思い付くような事が頭に浮かばねーんだよ!?
「どうしよう・・・ユッキーに何かあったらどうしよう・・・!お腹の子に何かあったらどうしようぉぉぉぉ!!」
「おまけに身ごもってんのかい!!」
なんなのコイツ!?妊娠してる奥さんを危険人物の所に潜入捜査に行かせるってどういう神経してんだよマジで!お前パパになるの!?超展開過ぎてついていけない!!
「竜!!お前ALOでどこに行く予定だ!?」
「えーっと・・・《世界樹》攻略に向かう予定だけど。アスナさんの手がかりが《世界樹》にあって、運が良ければ未来も「頼む!ユッキーとお腹の子に危険が及ぶ前に須郷の悪事を白日の下に晒してくれぇぇっ!!」分かった!分かった!分かったから頭グワングワンするな!!」
マジで気持ち悪くなってきた。雪乃さんーーー義姉さんとお腹の子は出来ればなんとかするからオレの頭を振るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
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