空の王者、小さき庭へ
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!?」
「まあそりゃそうだけどよ……」
「…ねえレウス、さっきから何の本読んでるの?」
「んっああ。"探検家 ルイ・アーノートの冒険記"って本さ。結構面白いだよね」
一旦本を閉じながら表紙を見せる、するとナミは何かを思い出したかのようにはっとした顔をした。
「ちょ、ちょっとその本貸して!?」
「んっあ、ああ」
レウスから奪うように本を受け取るとページを次々とページをめくっていく。そしてある記述へと辿り着いた。それはこの島、今自分たちがいる島であるリトルの由来についてだった。
『あの住人たちにとって、まるでこの島は小さな庭の用だ。この土地をそう呼ぶ事としよう。探検家 ルイ・アーノート』
住人たちにとって、つまりこの島にはこれほど大きな島を庭と言えるだけの巨大な何かが居るという事になるとナミは悟った。その予感は当たっていた、その記述を見つけている間に巨大な何かがメリー号へとじりじりと迫ってきていた……。
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