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艦隊これくしょん【転移した青年の奮闘記】
日常
第7話 鎮守府の休暇、そして案内 T
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入って来るなり書類の事を聞かれて、長門に終わったと話して休暇の話に移った。

長門「ところで提督、この2週間はどうするつもりだ?」

座蒲郎「それが決めてなくて、てかこの鎮守府の事をよく知らないから、誰かに案内してもらおうかと思ったんだけど……」

長門「そうか。確かに、1週間程ずっとここ(執務室)と私室を行き来してたくらいだからな。それは仕方ないな。
ならば、私が案内してやろうか。陸奥は買い物に出掛けたそうなんだが、私は何をしようかと悩んでいてな」

座蒲郎「本当?なら、お願いするよ」

長門「うむ、分かった。ならば、我々の部屋から案内しよう。ついて来い」

≪ガラッ≫

座蒲郎「分かった」

聞かれたのは休暇中の予定だったけど、まずはこの鎮守府の案内を誰かにして欲しい事を伝えたら、長門がその役を引き受けると言ってくれた。なんでも、長門も予定がなかったそうで、こちらとしては都合が良かった。案内を長門に頼み、引き受けたその後を追って部屋を出た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

≪カッカッカッカッ……≫

まず案内されたのは、執務室で話した通り、みんなの部屋がある“艦娘寮”と呼ばれる場所だった。

長門「ここが我々艦娘の私室がある寮だ」

座蒲郎「執務室がある本棟とは連絡通路があるけど、別になってるんだね。
というか、内装が通ってた大学の学生寮と瓜二つなんだけど……?」

長門「これも大淀が再現したのさ、大本営のお偉方も随分気に入ってな。それで大淀が改装工事の指揮をしたんだよ」

座蒲郎「凄過ぎるでしょ大淀、もう“なんでも出来ちゃう。”って感じで怖いな……」

長門「確かにな。
あと、この後回る場所について軽く説明しようか?」

座蒲郎「お願いするよ」

長門「それじゃあ話すぞ、……」

寮は俺の私室がある本棟とは分かれていて、その間を連絡通路で繋いでいる。
寮は6階建てで、内装は向こうの世界で通ってた大学で催されたオープンキャンパスで紹介された寮の内装に全く同じ。なんでも大淀が改装させたらしく、大淀の凄さを再び思い知らされた。
更に、ここ(寮)以外に回る場所について説明してくれるそうだから、長門の言葉に耳を傾けた。


この横須賀鎮守府には、提督である俺の私室と執務室,鎮守府全体に放送を流す為の放送室,艦隊指揮を執る作戦指令室,主に作戦立案と方針を決める為に使う会議室,食堂とみんなの憩いの場のカフェテリア,多種多様な本がある図書室,鎮守府に訪れた客人を迎えるための応接室等がある本棟。
艦娘達の部屋が設けられている艦娘寮。
大浴場が完備されてる“入渠処”。
剣道、弓道等の武道の稽古を行う“稽古場”。
日用品やら雑貨やらなんでも揃うショッピングモ
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