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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第25話
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湯〜
「フウ…………(そう言えば露天風呂で2度も”あんな事”があったけど、さすがに3度目はないよな?第一ここは男湯だし。ハハ…………)」
疲れを癒していたリィンだったが露天風呂でした情事を思い出して冷や汗をかいて苦笑したが
「お兄様……………」
「へ。」
湯着を身に纏ったセレーネが露天風呂側から現れると呆けた表情でセレーネを見つめた。
「セ、セレーネ!?な、なななななな、何でここに!?男湯だぞ、ここは!?」
「勿論わかっていますわ。その……お兄様が入った後、脱衣所にお兄様の着替えしか置いていないのを確認してから来ましたわ。」
「というか、何で男湯に入りに来たんだ……?」
「それは勿論お兄様に抱いてもらう為ですわ。ゆっくりする時間がようやくできましたので………」
「いい”っ!?」
頬を赤らめて恥ずかしそうに言ったセレーネの魅力的な誘惑の言葉にリィンは驚いたが同時に興奮した。
(ふふふ、まさかこんな方法でご主人様に抱かれに来るとは予想外でしたね。)
(ア、アハハ……セレーネさんも欲求不満だったんでしょうね……)
(うふふ、セレーネでこれなんだから、アリサだとどんな事をしてくれるのかしら♪――――はい、ゆっくり楽しんでね、ご主人様♪)
その様子を見守っていたリザイラは静かな笑みを浮かべ、メサイアは苦笑し、ベルフェゴールはからかいの表情になった後結界を展開した。
「こ、これはベルフェゴールの……!?」
結界が展開された事に気付いたリィンは驚いた。
「さあ、お兄様……まずは奉仕をするので、お湯から上がって洗い場の椅子に座って下さい…………」
その後リィンはなし崩しにセレーネを抱いた。
「フウ……久しぶりにお兄様に抱いてもらえて、幸せですわ……大好きです、お兄様♪ん♪」
”行為”を終えた後湯着を付け直してリィンと共に風呂に入っているセレーネは幸せそうな表情をした後リィンの頬にキスをし
「ううっ…………また、やってしまった…………」
キスをされたリィンは自己嫌悪に陥っていた。
「それじゃあ、他の殿方が来ない内にわたくしは失礼しますね……」
セレーネは風呂から上がって露天風呂を通って女湯に戻り、風呂に浸かっていたリィンは慌てるように風呂から出た。
そして翌日、ユミル出発の時が来た………………
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