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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第22話
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クレイグ中将率いる”第四機甲師団”が現れ、”アハツェン”達は次々と砲撃して機甲兵に砲撃を命中させた!



「ぐわっ!?」

「うおおっ!?」

アハツェン達は怒涛の砲撃を放って何と機甲兵達を次々と地面に膝をつかせた!



「あ……」

「と、父さん……!」

第四機甲師団の登場にリィンは呆け、エリオットは驚いた。



「”第四機甲師団”……!」

「横断鉄道方面の部隊が引きつけていたはずでは!?」

「そちらは一機残らず退けた!貴様らも、木偶人形もろとも尻尾を巻いて立ち去るがいい!さもなくば第四機甲師団、主力部隊が相手になろう!」

自分達の登場に驚いている機甲兵達をクレイグ中将は睨んで警告した。



「くっ、おのれっ……!こうなったら後詰の部隊も全て投入して―――」

クレイグ中将の警告に対し、シュピーゲルは戦うつもりであったが、突如頭の部分が狙撃された!

「―――ぐおおおおっ!?」

「た、隊長……!?」

「狙撃……!?一体どこから!」

狙撃に驚いた機甲兵達やリィン達が狙撃がされた方向に視線を向けるとある人物がいた。



「あ、あれって……!」

「………あの人は……!?」

「確か”鉄道憲兵隊”のクレア大尉でしたわよね……!?」

ある人物―――クレア大尉はスナイパーライフルの銃口を機甲兵の部隊に向けて自分の傍に置いてある通信機に誰かに報告していた。

「―――敵隊長機センサー撃破。”西風”の様子は?」

「両名とも”双龍橋”方面に向かい、戻って来る気配はありません。」

「了解―――ひとまず捨て置いて構いません。そちらは街道方面の警戒にあたってください。」

「イエス・マム。」

クレア大尉は報告を聞きながらも銃口を微動だにせず機甲兵の部隊に向けていた。



「ぐううっ……!助っ人共は部隊にも加わらず何をしているのだ!?―――全軍撤退!”双龍橋”まで退却せよ!」

「イ、イエス・サー!」

そして機甲兵の部隊は撤退して行った!



「ふう……やったか。」

戦闘の終了を確認したリィンとセリーヌはヴァリマールから出て来た。

「よっ、お疲れさん。」

「お疲れ様です、お兄様。」

「はああ、一時はどうなることかと思ったが。」

「ま、何とかなったわね。」

仲間達がリィンを労っている中、エリオットは嬉しそうな表情でクレイグ中将に近づいた。



「―――父さん!よかった、無事で……!」

「エリオット……!」

エリオットの姿を見たクレイグ中将は安堵の表情で口元に笑みを浮かべ

(あれが”紅毛のクレイグ”……聞きしに勝る豪傑ぶりだな。)

(い
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