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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第20話
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「う、うん……!みんな、頑張って!―――エコーズビート!!」
慌てていたエリオットだったが、リィンの指示で立ち直ってクラフトを発動してリィン達や自分に防御能力と自己回復する結界を展開し
「マキアスとセレーネは牽制攻撃をしてくれ!」
「ああ!喰らえ―――ブレイクショット!!」
「はい!雷光よ、我が右手に宿れ!――――サンダーストライク!!」
マキアスとセレーネはそれぞれゼノに遠距離攻撃を仕掛けて牽制攻撃をした。
「燃え盛れ……滅!!」
二人が牽制攻撃をしている間にリィンはクラフト―――業炎撃で一本のジャベリンを破壊し
「こいつで最後だっ!!」
トヴァルは武器で強烈な一撃を叩きつけるクラフト―――エクセルヒットで最後の一本のジャベリンを破壊した。
「クク、やるやないか。なら、これはどうや?」
二人の牽制攻撃に対して回避したり反撃したりしていたゼノはリィン達に感心した後6本のジャベリンを投擲してリィン達の周囲に突きさした後跳躍し
「どれにしよ?――――決めた!!」
ブレードライフルが怒涛の銃撃をリィン達に向けて放った!するとリィン達の周囲に刺さっているジャベリンが銃撃によって誘爆し、銃撃や爆発を受けたリィン達は怯み
「まだまだ行くで……!」
銃撃を放ち終えたゼノは突進の構えをし
「これで終いや!――――ジェノサイドレイン!!」
突進してリィン達の中心地にブレードライフルのブレードの部分を突きさして大爆発を起こし、ゼノのSクラフト―――ジェノサイドレインを受けたリィン達はそれぞれ大ダメージを受けていたが全員立っていた!
「ほ〜?あれを受けて立っているなんて、結構鍛えとんねんな?」
その様子を見たゼノは感心し
「グッ……!」
「チッ、トラップが厄介すぎるぜ……!」
リィンとトヴァルは身体に伝わるダメージに顔を顰めてゼノを睨んだ。
「みんな、今、回復する!」
「僕も手伝う!」
「わたくしも手伝いますわ!」
一方マキアス、エリオット、セレーネはそれぞれのクラフトや魔術でリィン達の傷を回復しようとし
「回復させる隙を与えると思っとるんか?」
それを見たゼノは3人に銃撃を放とうとした。
「せーの……!」
「な――――」
しかしその時戦場から姿を消していたフィーがゼノの背後に現れて電光石火の速さで次々と斬撃を叩き込み
「やあっ!!」
「グッ!?」
斬撃を叩き込んだ後銃撃を放ってゼノを怯ませ
「排除する。」
クラフト―――リミットサイクロンからクラフト―――クリアランスへと連携してゼノにダメージを与え続けていた。
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