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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第19話
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。」

「なっ!?ロイドさん達がですか!?」

「ど、どうしてですか?」

「警察の方達なのに、どうしてそんな事に……」

トヴァルの話を聞いたリィンは驚き、エリオットとセレーネは戸惑いの表情を見せた。



「詳しい経緯は知らねぇが……クロスベルの”力”の”正体”を考えると、多分特務支援課の連中はディーター市長に対して、その”力”を使う事に猛反対をして捕まったんだろうな……」

「”力の正体”、ですか?」

「トヴァルさんはその”力の正体”を知っているのですか?」

トヴァルの説明を聞いてある事が気になったマキアスは首を傾げ、セレーネは尋ねたが

「あ〜……それについては悪いが言えねぇんだ。様々な複雑な問題があるからな……」

トヴァルは疲れた表情で答えを濁した。



「……”特務支援課”と言えば、”六銃士”の一人が彼らのトップにいたけど、”六銃士”も捕まったの?」

「あ…………」

フィーの疑問を聞いたリィンは一瞬で”六銃士”の一人にしてメサイアの父親―――ヴァイスの姿が思い浮かんだ。

「いや、連中は例の資産凍結がされる少し前に連中を慕う”六銃士派”と共に姿を消したらしくてな……今ではレジスタンス活動をして、現クロスベル政権に対する反撃の隙を窺っているらしい。」

「ええっ!?」

「確か”六銃士”はクロスベル警察、警備隊の上層部ですよね?一体何故彼らがレジスタンス活動を……」

(フフ、どんな逆境であろうと決して諦めないのは、例え世界は違えど同じなのですわね……)

そしてトヴァルの話を聞いたエリオットは驚き、マキアスは信じられない表情をし、リィンの身体の中にいるメサイアは微笑んでいた。



「色々と考えてしまうけど……今は”第四機甲師団”の所まで辿り着くのが先決だろう。これからどうするか………それを見極めるためにも。」

「そ、そうだね……早く父さんたちに会わないと。」

「たしか演習場は敷地の反対側だったな。よし、奥のほうから迂回して―――」

演習場に向かおうとマキアスが歩きはじめて少しするとカチッと何かを押す音がし、マキアスは思わず立ち止まった。



「……!?」

「今の音は……?」

「何かを押した音のように聞こえましたが……?」

音を聞いたリィンは真剣な表情になり、エリオットとセレーネは戸惑っていた。

「―――マキアス、動かないで!」

「へ――――」

そしてフィーはマキアスに警告した後一瞬でマキアスに詰め寄ってマキアスを突き飛ばして自分も距離を取った場所で着地するとマキアスがいた場所が爆発すると共に白い煙が辺りを包み込んだ!



「なあああっ!?」

「くっ……!?」


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