第126話
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「ま、いいんじゃない?年の差カップルっていうのも。」
「いやいや!むしろそれがいいんだってば!この絶妙な距離感が微笑ましくて仕方ないというかじれったくて身悶えするというか!」
アガットの様子を見たシェラザードは茶化し、ジョゼットは口元に笑みを浮かべて呟き、ジョゼットの言葉にはアネラスが何度も頷いた後微笑ましい表情でアガットを見つめた。
「なるほど………ロマンってやつだね。」
「”犯罪同然”の言葉が前につきますが。よかったですね、ティア。彼はある意味貴方と”同類”ですよ?」
「確かにルークの本当の年齢を考えたらそうだよねぇ?」
「あー……まあ、ルークは生み出されて7年しか経っていないからな……」
「フフ、とても7歳児には見えない大きな子供ですが。」
アネラスの言葉に納得している様子のジョゼットに一言付け加えたジェイドはアニスと共にからかいの表情でティアを見つめ、二人の指摘を聞いたガイとナタリアは苦笑していた。
「なっ!?何で私をあんな男と一緒にするのよ!?というかルークは公式でもアッシュと同い年扱いされていたから当時のルークは17歳で私は16歳だったから、年の差は私と大して変わらないし、それを言ったらアニス。フローリアンを育てている貴女も同じなんじゃないの!?」
一方からかわれた側のティアは驚いた後すぐに反論してアニスを睨んだ。
「え〜、わたしはフローリアンの事は弟か息子みたいに見ているだけで、恋愛対象には見ていないから実際の年齢は7歳のルークにベタ惚れのティアと一緒にしないでくれる?」
睨まれたアニスは意味ありげな笑みを浮かべて答えたが
「みゅ?でもアニスさんは実際の年齢は2歳のイオンさんの事を好きだったんじゃないですの?」
「ブタザル風情が余計な事を言ってんじゃねぇよ。」
「みゅ〜〜〜〜〜〜っ!?目が回りますの〜〜〜〜〜っ!?」
「ちょっと、アニス!?昔のルークみたいにミュウに八つ当たりをしないでよ!?」
ミュウが首を傾げてある事を呟くと”本性”をさらけ出してミュウの頭を掴んで自分の目の前まで持ち上げてミュウを睨んだミュウを持った腕を激しく振り回してミュウの目を回させ、それを見たティアはアニスを睨み、その様子を見ていたケビン達は冷や汗をかいた。
「あ、あう………」
「て、てめえら……」
一方話の的にされたティータは恥ずかしそうな表情で溜息を吐き、アガットは仲間達を睨み
(やれやれ………何とも緊張感に欠けるな。)
(はは、これも俺達ならではのノリってやつさ。)
(というか何気にとんでもない事実が発覚しましたね♪)
(ええ……これでルークが今まで恋人を頑なに作らなかった理由がようやくわかったわね♪)
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