第124話
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タイン、安全地帯等確保しなくても結社のプログラムの野営術等を習得しているから必要ない!」
ケビン達に哀れまれたギルバートは叫んだ後、ケビン達を迂回してケビン達の背後へと走り抜け
「フッ、この食料はぜんぶ僕一人のものだ!貴様等などに一かけらたりとも分けてやるものか!フハハ、それではさらばだ!」
途中で立ち止まってケビン達を見つめて捨て台詞を吐いた後走り去った。
「はあ………話を聞かない兄さんやな。そもそも、こんな場所に1ヶ月もおるつもりなんか?」
「まあ、今は放っておきましょう。そのうち音を上げて、頼ってきそうな気がしますし………」
「ふふ………そうかもしれませんね。」
「はは、その時はせいぜい生暖かく迎えてやるとしようか。」
その後ケビン達は探索を再開し、終点に到着した。終点に到着すると妖しげな光陣が現れ、そこから虚ろな目をしたシェラザードと鳥型の獣人達が現れた!
〜終点〜
「シェラさん!」
「…………………」
ヨシュアはシェラザードの名を呼んだが、シェラザードは何も答えず虚ろな目でヨシュアを見つめていた。
「おお………シェラ君か!」
「シェラ先輩………!」
「シェラザードさん………!」
「……改めて思いましたが、仲間の姿をして私達を惑わして戦うとは卑劣な魔物ですわね。」
オリビエ達がそれぞれ心配そうにシェラザードを見つめて声を上げている中、ナタリアは厳しい表情でシェラザードを睨んでいた。
「今度は姐さんかいな………やっぱギルドの訓練場だけあって遊撃士で統一しとるみたいやな。」
「………何とか倒して封印石を回収しましょう。そうすれば本物のシェラさんを解放できるはずです。」
「ああ………!」
そしてケビン達はシェラザード達との戦闘を開始した!
「まだまだこれからだよっ!はぁい!!」
戦闘開始早々アネラスはクラフト――風花陣を使って、攻撃力を上昇させた。
「「「「……………」」」」
「おぉぉぉ!!」
一方鳥型の獣人達は一斉に襲い掛かろうとしたがヨシュアの魔眼によって足を止められると共に動きを封じ込められた。
「輝ける蒼よ、エンブレスブルー!!」
そこにナタリアが放った凍結効果を持つ矢が獣人達の頭上から降り注いで獣人達の全身を凍結させ
「ハッ!ホワイトゲヘナ!!」
「や〜っ!エアリアル!!」
「ほれっ!ストーンインパクト!!」
「二の型―――疾風!!」
オーブメントの駆動を終えたオリビエとクローゼ、ケビンが次々とアーツを放って追撃し、止めにアネラスが電光石火の速さで斬撃を叩き込んで獣人達を滅した。
「………………」
す
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