第130話
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だ。プリネの言葉を聞いたエステルは恥ずかしそうな表情で苦笑していた。そしてプリネはレーヴェを見つめた。
「レーヴェ………ありがとう…………私の代わりにヨシュアを見守ってくれて…………」
「………気にするな。それにヨシュアはもう俺達の手は必要ない。それより全ての呪縛が解けた今、本当の意味で強くなる必要があるだろう。それを支えるのは俺達ではない。」
「そうね………」
口元に笑みを浮かべたレーヴェの言葉を聞いたプリネはエステルに視線を向けた。
「エステルさん…………これからは貴女がヨシュアを………私達の弟を支えてくれませんか………?」
「えへへ……言われなくてもそうするつもりだったけど……。でも……今ここでちゃんと約束する。だから……どうか安心して。だって、私とプリネは友達だもん!友達の頼みを断るわけないでしょ?」
プリネの言葉を聞いたエステルは恥ずかしそうな表情で笑って答えた。
「ありがとう、エステルさん…………」
エステルの答えを聞いたプリネは優しい微笑みを向けた。そしてプリネは再び、レーヴェを見つめた。
「……………………」
「?どうした、カリ………」
プリネに見つめられたレーヴェは尋ねようとしたその時、レーヴェは突然のプリネの口付けによって尋ねるのを中断された。
「なっ!?」
「えっ!」
「まあ…………」
「ほう…………」
「プ、プリネ!?」
それを見たリウイとペテレーネ、イリーナとリフィアは驚いた。そしてエヴリーヌは信じられない表情で叫んだ。また、周囲の人物たちも信じられない表情をしていた。
「うわ〜………プリネも結構大胆ね〜。」
「…………わかってはいた事なんだけど、それでも複雑だよ…………」
エステルは顔を赤らめて言い、ヨシュアは複雑そうな表情で溜息を吐いた。
「フフ、ヨシュアを見守ってくれたお礼よ。」
一方プリネはレーヴェに恥ずかしそうな表情で微笑んで答えた。
「カリン……」
プリネに微笑まれたレーヴェは苦笑した。しかし
「!殺気………!?」
背後からすざましい殺気を感じたレーヴェは振り返った!すると
「……………どうやらお前もイリーナやエステルのように誰かが転生した人物のようだったが………その男の事は勿論後で、詳細な説明をしてもらうぞ、プリネ。」
「エヴリーヌは絶対認めない。認めない、認めないんだからっ………!!」
すざましい殺気と闘気を纏ったリウイとエヴリーヌが今にも攻撃をしそうな雰囲気でレーヴェを睨んでいた!
「あ、あわわ………リ、リウイ様………!」
「もう、あなたったら………それにエヴリーヌさんも過保護すぎですよ。」
その様子を見たペテ
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