第127話
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のかしら?」
「フッ。言うようになったな。」
上品に笑って自分を見つめるプリネにレーヴェは苦笑しながら答えた。
「おのれ…………!なら貴様を殺して、”漆黒の牙”と”剣帝”を絶望に陥らせて、この私が人形にしてくれる!死ねえ!!」
一方ワイスマンは複数の光の槍をプリネに放った!
「!!」
それを見たプリネはレイピアを構えたが
「はっ!!」
「せいっ!!」
ヨシュアとレーヴェがプリネの前に出て、それぞれの武器を振るって、光の槍を弾いた!
「今度こそ絶対に姉さんを!エステルを!レーヴェを!僕の大事な人達は失わせない!」
「あの時は守れなかったが………今度こそはカリン。絶対にお前とヨシュアを守る………!」
ヨシュアとレーヴェはプリネを庇うかのように、プリネの目の前で決意の表情でワイスマンを睨んで言った。
「ヨシュア………レーヴェ………」
「えへへ………なんだか照れるわね。」
2人の決意を聞いたプリネは優しい微笑みで2人の背中を見つめた。また、ヨシュアの言葉を聞いたエステルは照れた表情でヨシュアを見つめた。
「フン、戯言を………!所詮貴様らの無駄な足掻きというものだ。無限の力を秘めた”環”の前では―――」
ワイスマンが鼻を鳴らして答えたその時、ワイスマンの身に異変が起こった。
「な、なんだ……?”環”が…………私の中の”環”が……!」
ワイスマンが戸惑っていたその時、地下から蛇のような生命体が登ってきてワイスマンに噛みついて、一体化した!
「ぐっ……おおおおおおっ……!」
それにより、”輝く環”と融合したワイスマンの姿はさらに変化し、凄まじい力が迸った!
「て、天使………!?」
「くっ………何という霊圧だ………!」
「今までの敵とはけた違いの強さを持っているようだな………!」
変わり果てたワイスマンの姿を見たクローゼは驚き、オリビエとアガットは警戒した表情になった。
「どうやらこれが最後の悪あがきみたいですね………」
それを見たプリネはレイピアを構えてワイスマンを睨み
「遊撃士として!リベールの市民として!そして何よりも人として!」
「この世界に生きる人達の為に!」
「ワイスマン……僕達は貴方を倒す!」
「貴様に受けた屈辱………今ここで全て返させてもらうぞ………!」
エステル、ミント、ヨシュア、レーヴェは決意の表情で叫んだ!
そしてミント、プリネ、レーヴェを加えたエステル達はワイスマンとの決戦を開始した……………!
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