第127話
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜根源区画・奥〜
「え、え〜と………?まさか……今ので終わり??あたし達、まだ何もやっていないのに……」
パズモ達の電撃的なすざましい連携攻撃を呆けて見ていたエステルは戸惑った後、苦笑した。
「はは……さすがパズモ達だね。」
「へっ。まさか戦う前から勝負が付くとはな。」
「ハッハッハ!美味しい所を奪われちゃったねぇ♪」
「フフ………さすがエステルさんをずっと守り続ける頼もしい方達ですね。」
ヨシュアとアガットは苦笑し、オリビエは笑い、クローゼは微笑んでいた。
(私達の怒り………思い知ったかしら!?)
「わ、私なんかがこんな大事な場面でお役にたてました……!」
「フフ、少しスッキリしましたわね!」
「クー!」
「グオオオオオオオーッ!」
パズモは地面に跪いているワイスマンを睨み、テトリとニルは嬉しそうな表情をし、クーとカファルーは雄たけびを上げ
(クク……ようやく一矢報いてやったぞ……!)
そしてサエラブは不敵な笑みを浮かべた。
「一矢って……どう見てもやり過ぎなんですけど……ま、いっか!みんな、ありがとう!一端戻って!」
サエラブの念話を聞いたエステルは呆れた後、パズモ達を一端戻した。
「さ〜てと!とっとと降参した方が身のためよ?教授。」
「おのれ………”蛇の使徒”たるこの私に舐めた真似を………!」
勝ち誇った笑みを浮かべているエステルをワイスマンは睨んだ後、自分の傍に落ちてあった杖を無事だった片手で拾い、”輝く環”の真下に転移した。
「あ……!」
「……どうするつもりだ!?」
「このまま”盟主”に献上するつもりだったが気が変わった……。貴様らが歯向かった相手がどのような存在かを思い知るがいい。」
その様子を見たエステルは声を上げ、ヨシュアはワイスマンを睨み、ワイスマンはエステル達を睨んだ後、”輝く環”の中心に入り込んだ。 すると、”輝く環”から波動が流れ始めた。
「な、なんなの……」
「こ、これは……」
「まさか………”環”と融合している………!?」
ワイスマンの行動を見たエステルは戸惑い、ヨシュアは驚き、クローゼは信じられない表情で推測した。そしてワイスマンは巨大な何かに変わった!
「あ……………………」
「こ、こいつは……!?」
「こ、この霊圧は……!」
「ククク……この感覚……思った以上に悪くない……。さて……まずは試させてもらおうか……。人を新たなる段階へと導く”天使”の巨いなる力をね……!」
エステル達が驚いている中、ワイスマンは不気味に笑った。そしてエステル達は何度もワイスマンに攻撃したが、一切攻撃が何かに阻まれて、通らな
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ