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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL17 射撃訓練
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ず頷いてくれた。

「それでブレイブディエルする?」
「ああ、今日の成果を試したいからな。おーい、焔とアーベントもいいか?」
「ドラマ見てるんだけど………」
「私は良いわよ」
「ユリも行きます!!」

「ユリはいいや」
「ガーン!!」

と言ってユーリの膝に移るユリ。

「マスターが冷たいよぅ………」
「よしよし………」

ユーリが慰めているが、どうせウソ泣きだろうし構うのは止めた。

「よし、それじゃレヴィ一緒に………」
「私が相手しますよ………」

レヴィを連れて行こうとした時だった。
テレビを見ていた筈のシュテルがいきなり名乗り出た。

「いや、ボクが………」

シュテルの顔を見たレヴィが固まる。

「私が相手しますよ」
「ハイ、ワカリマシタ」
「レヴィ!?」

突然の片言に思わずレヴィを見るが、レヴィは冷や汗を掻きながらいつもの様子は何処かにいっていた。

「レヴィ大丈夫か!?」
「ダイジョウブダイジョウブ」
「そう言ってますし、さあ早速ヤリマショウ?」
「あ、ああ………」

とても可愛らしい笑顔を見せながら言うシュテルに続いてシミュレータールームへ向かう。
しかしその時に気が付けば良かった、普段中々見せない笑顔を見せた事の変化に。

「零治君帰ってこれますかね………」
「シュテルかなり怒ってたわね………何かした?」
「さあ………私は分からないです………」

そんなアミタ、キリエ、ユーリの会話は零治には聞こえる筈も無く、零治はその夜地獄を見る事になる。

「もしかして私達も使われたらこの場からダメージ受けるんじゃ………」
「アーちゃん頑張って………」

祈る2人。だがそれは無駄に終わる………












「ほうほう、それじゃあ零治君と会えたんだね」
「ええ、偶然でしたけど」

その夜、家に帰った四菜は自分の父親に今日の事を報告していた。

「私も早く会いたいね………まだ今の零治君を直接見てないしね」
「博士は零治と知り合いなの?」
「知り合いと言うよりはね………」
「あなたを含め、まだ生まれていない七緒以外は会った事あるわよ。………まあそう言ってもあなたと零治君は幼かったし、あれっきり会ってなかったから覚えてなくても仕方がないとは思うけどね」

博士の傍で手伝いをしている女性が代わりにそう答えた。

「兎に角今は零治君のサポートをしっかりしておくれ。私もグランツに頼まれた新たな防衛プログラムの構築を手伝っているからね。そしてその後こそ、我々『ラボラトリー』が行動を始める番だ」
「了解しました」

そんな四葉の返事を聞いた後、博士は再び作業を始めた。

「まさかこんな事になるとは思
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