暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL17 射撃訓練
[7/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
手に無いって決めつけるのは逃げでしょ」
「ぐっ………」

痛い所を突かれ、ぐうの音も出なくなる。

「どうする?止める?」
「まさか」

ここまで言われて引いたら男して逃げるわけにはいかない。

「…………」

再び再開。言われた事を頭に入れて集中する。

………ミス。

「駄目ね。もっと相手の動きを見極めて!」

頷いて再び、集中する。

(相手の動きを見極める………)

その後、何度が撃つがピンポイントで当たったのは僅か数発。

「まだまだね………もう今日は取り敢えず………おっ!!」

クアットロがそう終わりを告げようとした時だった。

「やった………」

最後の敵の10体。その全てをピンポイントで撃つ事が出来た。

「やれば出来るじゃない。でもどうしたのいきなり………?」
「何か集中してたのかいきなり相手の動きを感じれたかと言うか………駄目だ、よく分からないや」
「ふぅん………まあいいわ。良い感覚で終われたんだし、もう帰りましょ。20時半回ってるわ」
「本当だ。そうするか」













「結局最後まで付き合ってもらってありがとな」
「別に良いわよ。ちゃんとそれ相応の対価も頂いたんだしね」

帰り道、2人で歩きながらそんな話をしていた。

「で、早速で悪いんだが明日も付き合ってもらえないか」
「別に良いけど………流石にGWとかは付き合えないわよ?」
「GWまでにある程度まで扱えるようにしときたいんだ」
「後数日しかないじゃない!!」
「それでもやらなくちゃいけないだよ。だから悪いが………」
「はぁ………まあ良いわよ、博士もそうしろって言うだろうし………」
「博士………?」
「何でもないわ。まあ付き合ってあげるわよ。本番で使える様になってれば良いわね」
「ああ」

取り敢えず約束は出来た。後はどれだけものに出来るか。

「ここで良いわ」
「そうか」

丁度分かれ道の様な場所に差し掛かった所で別れる事になった。

「そうだ、悪いが連絡先教えてくれないか?」
「そうね、学校で直接会うのは色々と面倒そうだしね」

そう言って互いの連絡先を交換した。

「ん?四菜・スカリエッティ?」
「私の名前よ?何か変?」
「クアットロってのは?」
「ゲーム名みたいなものよ『クアットロ・ザ・ミラージュ』!!この名前、覚えておいて損は無いわよ」
「………厨二か」
「何か言った?」
「イイエナニモ」

ここで機嫌を損ねても仕方がない。

「それじゃ………っと眼鏡にゴミが………」

そう言って眼鏡を外して拭く四菜。

「あっ………」

その姿を見て、不意に思い出した記憶。ただかなりぼやけて
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ