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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL17 射撃訓練
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手に無いって決めつけるのは逃げでしょ」
「ぐっ………」
痛い所を突かれ、ぐうの音も出なくなる。
「どうする?止める?」
「まさか」
ここまで言われて引いたら男して逃げるわけにはいかない。
「…………」
再び再開。言われた事を頭に入れて集中する。
………ミス。
「駄目ね。もっと相手の動きを見極めて!」
頷いて再び、集中する。
(相手の動きを見極める………)
その後、何度が撃つがピンポイントで当たったのは僅か数発。
「まだまだね………もう今日は取り敢えず………おっ!!」
クアットロがそう終わりを告げようとした時だった。
「やった………」
最後の敵の10体。その全てをピンポイントで撃つ事が出来た。
「やれば出来るじゃない。でもどうしたのいきなり………?」
「何か集中してたのかいきなり相手の動きを感じれたかと言うか………駄目だ、よく分からないや」
「ふぅん………まあいいわ。良い感覚で終われたんだし、もう帰りましょ。20時半回ってるわ」
「本当だ。そうするか」
「結局最後まで付き合ってもらってありがとな」
「別に良いわよ。ちゃんとそれ相応の対価も頂いたんだしね」
帰り道、2人で歩きながらそんな話をしていた。
「で、早速で悪いんだが明日も付き合ってもらえないか」
「別に良いけど………流石にGWとかは付き合えないわよ?」
「GWまでにある程度まで扱えるようにしときたいんだ」
「後数日しかないじゃない!!」
「それでもやらなくちゃいけないだよ。だから悪いが………」
「はぁ………まあ良いわよ、博士もそうしろって言うだろうし………」
「博士………?」
「何でもないわ。まあ付き合ってあげるわよ。本番で使える様になってれば良いわね」
「ああ」
取り敢えず約束は出来た。後はどれだけものに出来るか。
「ここで良いわ」
「そうか」
丁度分かれ道の様な場所に差し掛かった所で別れる事になった。
「そうだ、悪いが連絡先教えてくれないか?」
「そうね、学校で直接会うのは色々と面倒そうだしね」
そう言って互いの連絡先を交換した。
「ん?四菜・スカリエッティ?」
「私の名前よ?何か変?」
「クアットロってのは?」
「ゲーム名みたいなものよ『クアットロ・ザ・ミラージュ』!!この名前、覚えておいて損は無いわよ」
「………厨二か」
「何か言った?」
「イイエナニモ」
ここで機嫌を損ねても仕方がない。
「それじゃ………っと眼鏡にゴミが………」
そう言って眼鏡を外して拭く四菜。
「あっ………」
その姿を見て、不意に思い出した記憶。ただかなりぼやけて
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