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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL17 射撃訓練
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黒崎が聞いた事が唯一の不安点。ランチャーと名乗っているようにアーベントの銃が銃筒が長い。この違いがどの様な影響を及ぼすか、分からないのだ。
「それも分かってたよ。零治のアーベントを実際見たことないから何とも言えないけど、一応拳銃だけじゃ無くてマスケット銃っもあるからそれを使えば多少は近い感覚で出来るんじゃないか?ほらあれ………って先客がいる」
ゲームの前に着くと既にプレイしている人がいた。
「ウチの女子の制服………同学年か」
オレンジのショートヘアーで眼鏡を掛けた女の子がゲームをしていた。
「うおっ!?ステージ9!?ステージ9なんて初めて見た!しかもあれ2人用のステージを1人で………」
1人とは言え2P用の拳銃を使い、両手でプレイしているのだが、敵の狙いを外さず器用に2丁の銃を巧みに操っている。
「凄いな………」
「ああ………」
素人目からも分かる技術の高さに開いた口が塞がらない。
興味が湧いたのでさらに近づいてみると……
「あのクソビッチがー!!」
「「「!!?」」」
不意の汚い怒声に3人同時に飛び上がった。
「男にチヤホヤされるのがそんなに偉いのか!!直接じゃ無くチマチマと嫌がらせしやがって……!!………社会的に抹殺してやろうかしら………」
とステージ9をクリアしてどんどん毒吐いていく。
「………ってあら?」
立ちすくんでいた俺達にも気がついた様だった。
「何?貴方達もやりたいの?悪いけど、今は私がやってるところだから後にしてね」
と言って早々にゲームの続きを始める。
「………なあ黒崎、別のゲームやらね?」
「そうだな………」
「ちょっと!!このゲームが一番感覚近いんだってば!!零治は自分の為なんだし逃げないの!!」
「零治………?」
そんな神崎の言葉を聞き、ゲームを一時中断し、こちらを向いてきた。
「へぇ………貴方が………」
「?」
あちらはどうやら俺の事を知っている様だが、俺には身に覚えがなかった。
ただそれ以上特に俺に言う事は無く、再びゲームに集中し始めた。
「何だ………?」
「零治知ってるのか?」
「いいや、俺には見覚えは………」
そもそもこの地に来たのだって今年の春からであり、新しい人と出会いがあったのは主にブレイブデュエルに関連する人達だけである。
「零治と黒崎は早々に事件起こしたし、それで知ってるんじゃないの?」
「まあ確かに………」
「いや、俺達が事件起こした訳じゃないからな」
と黒崎が突っ込むが、何故か彼女の顔が引っかかる。
(何となく見覚えがあるような無い様な………)
しかし相手も興味を無くしたようだし、俺も気にしない事にした。
「取り敢え
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