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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL17 射撃訓練
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葉に謎が深まるばかりで、そんな態度の俺を見て、まるでおかしな人を見るような目で話を続けた。

「零治、一旦落ち着こう。そうだ、あのハーブの入った野菜ジュースで気持ちを落ち着かせよう。ジュースは俺が奢るよ」
「落ち着いているけど………まあ奢ってくれるなら……」

そう言って奢ってもらった野菜ジュースを飲む。爽やかな味わいが口に広がり、スッキリしていて飲みやすかった。

「それで話を戻すけど………やめとけ!お前にはその拳があるだろ?」
「そうだ零治には拳がある!!」
「いや、拳じゃ絶対無理だ。むしろこっちが痛めそうだ」

あの装甲相手に拳で立ち向かうのはある意味カッコ良さそうだが、ふざける余裕は無い。

「だからって銃に手を出すなんて………」
「零治、もっとあるだろう?竹刀とか木刀とかバットとか………」
「ん?何の話してるんだ?」
「何の話って………喧嘩だろ?」
「ある意味間違ってはいないけど……なる程、道理で話が噛み合わないわけだ」

原因が分かったので、取り敢えず悩みを事細かに説明した………









「ややこしいんだよ………」
「本当どうしたんだと思ったよ………」
「悪い悪い………」

移動教室の授業の帰り、先ほどの話の続きを話していた。流石にチャイムが鳴ってはそれ以上話すわけにもいかない。

「んで、何か良い案ない?」
「………いや、悪いが射撃の事を聞かれてもな」

と申し訳ない顔で黒崎が呟いた。

「まあ俺と同じ剣士だもんな………」
「あのさ、ちょっと提案があるんだけど………」

そう言いながら神崎が語り始めた………







「これこれ」

放課後、神崎に案内されたのは駅近くにあるゲームセンターだ。放課後もあってか同じ高校の生徒の姿もちらほら見える。

「ゲーセンか………」
「あんまり……ってかほとんど来たことないな………」
「俺も………」

「………2人共元不良だよね?」
「いや不良だからゲーセンにいるって漫画の世界だけだろ」
「普通だったら営業妨害で追い出されるだろうな………」

なんれ会話をしつつ目的のゲームの場所まで向かう。

「あった、これこれ『ワールドハザード』未知のウィルスで世界中の人口が1割まで減った世界で感染者達と戦い、生き残る上級者向けのガンシューティングゲームだよ。これは照準カーソルが無くて、自分で狙って撃たなくちゃいけない上に感染者も動くから上級者向けってなってるんだけど、このゲームならブレイブデュエルに近い感覚でやれるんじゃないかな?」

確かにこれは盲点だった。確かにこれなら良いイメージが持てる気がする。
ただ問題は………

「こう言うのって普通拳銃くらいの大きさだよな?」
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