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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL17 射撃訓練
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根を上げて欲しくないんだけど』
「変化したのか?加速に付いていくので精一杯で気がつかなかった………」
『私の場合はブラスターモードって言ってるわ。ユリと焔は何て言ってるかは知らないけどね』
「1度試してみてはどうだ?」
「………」
「うん?どうしたのだレイ?」
何も答えず見つめる零治にディアは不思議そうに聞いてみた。
『出来ないのオーバーリミット』
「出来ない………?」
「ある程度検討は付いてるけど、正直どうやれば良いのか分からない」
「?」
ディアは訳が分からないと言った顔をしているが言葉にするのは難しい。
「多分アドレナリンのようなものが出たら使えるようになると思う」
「なるほど、特に条件が決まっておらず、曖昧なものと言う事か?」
「そんな感じで良いと思う。今の俺は自分の思った通りに発動する事は出来ないんだ」
本当ならば他のフォームのオーバーリミット時の戦闘をしておきたいのだが、こればっかりはどうしようもない。以前言っていた内なる自分もなりを潜めている。
『まあオーバーリミットの件は置いておいて………このままじゃ私、宝の持ち腐れよ?』
「分かってる………」
しかし一向に上達を見せず、この日のブレイブデュエルを終えた………
「はぁ………」
「またか………」
結局解決策が思い浮かばずGWが見えてきた学校生活。クラスの皆はGWの予定を楽しげに話している中、1人溜息を吐いていた。
「今度はどうしたんだろ?あの一緒に行かなかった日の翌日から今までテンション高かったのに………」
「本当に厄介な奴だな……神崎みたいに単純だったら良いのに………」
「うんうん………ってあれ?馬鹿にされてる?」
と聞き返す神崎を無視し、黒崎が声を掛けた。
「零治、また悩みか?」
「ああ、黒崎か。………まあ悩み多き年頃なんだよ……」
「女子か………今回も言えない事なのか?」
「いや………実は………」
「「銃の使い方!?」」
「ああ、そうなんだけど……」
場所を変え、一階の自販機前。飲み物片手に話を始めた。
「零治、考え直せ!!銃なんて使えば人生が一気に狂うぞ!!」
「そうだそうだ!!一体何があったんだよ!!」
鬼気迫る勢いの2人に若干引き気味になりながらも話を続けた。
「いやな、これが有効打になりえるから使おうと思うんだけど使った事無いからどうしても照準が合わなくてな………何か良い案ないかなと………」
「いや、先ず銃を使う事をおかしいと思えよ!!一体何を考えてる!!」
「所持してるのをバレただけでも退学になるぞ!!」
「所持?退学?一体何を言ってんだよ2人共?」
2人の言
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