第121話
[1/8]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜アクシスピラー第三層・外〜
「クク……待ちくたびれたぜ。」
エステル達が外に出ると聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「サングラス男!」
声に気付いたエステルは仲間達と共に武器を構えた状態で先を進み、待ち構えていた執行者――痩せ狼ヴァルターを睨んだ。
「”痩せ狼”か……」
「……ヴァルター。」
ヨシュアはヴァルターを警戒し、ジンは真剣な表情でヴァルターを睨んだ。
「クク……よく来たじゃねえか。ここに来たってことは覚悟はできたみてぇだな?」
「ああ……師父から継いだ”活人”の拳。あんたの邪拳を打ち砕くために振るわせてもらうつもりだ。」
「……クク…………。どうやらジジイの目論見通りになったようだな。」
「師父の……目論見通り!?どういうことだ、ヴァルター!あんたと師父が仕合ったのは、やはり俺が関係しているのか!?」
ヴァルターの話を聞いて驚いたジンは尋ねた。
「ハハ……だから言っただろう。もし、それが知りたかったら俺を打ち負かしてみせろッてな。」
そしてヴァルターは指を鳴らした!すると装甲獣が3体現れた!
「腑抜けた拳を振るったら、その場で終わらせてやる……。さあ、死合うとしようぜ!」
そしてエステル達はヴァルター達との戦闘を開始した!
「クク……まずはコイツぐらいは耐えてくれよ?行くぜ!」
戦闘開始直後ヴァルターは煙草に火をつけて吸った後、何かを溜めるような動作をした後、煙草を捨て、すざましい速さで攻撃を開始した!
「はっ!ふんっ!」
そしてヴァルターはすざましい”気”の弾を2発エステル達に放った!
「させません!」
しかしペテレーネがドーム型の結界を展開して、防いだ!
「おらおらおらぁ〜っ!」
そしてヴァルターはエステル達の目の前に現れ
「うおりぁぁぁ〜っ!」
拳を空へと振り上げた!するとすざましい衝撃波がエステル達を襲った!
「クク………一人ぐらいは壊れたか?」
自分のSクラフト――アルティメットブローを放ったヴァルターは一端後ろに跳んで後退した後、不敵な笑みを浮かべて、煙が晴れるのを待っていた。そして煙が晴れるとそこには――
「何!?」
無傷のエステル達がいた!
「聖女様、ありがとう!」
「さすがは師匠ですね。」
ペテレーネの結界に守られたエステルはペテレーネに感謝し、シェラザードは感心していた。
「フフ、こう見えても”神格者”ですからそう簡単に私の結界は破らせませんよ。」
ペテレーネは微笑みながら答えた。
「!!来る!」
そして襲って来る装甲獣達を見たヨシュアは警告した!ヨシュアの警告によっ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ