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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜”裏の協力者達”〜(序章終了)
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ているが何があった?………………――――何?ユミルが襲撃されただと…………?――――どういうことだ。」

2時間後執務室で書類を片付けていたリウイは誰かと通信をし始めたが、通信相手―――ユミルにいるリィンから内容を聞くとみるみる表情を厳しくし

「…………そうか。…………それで本当に復興の為の人材は必要ないのだな?………ああ……ああ………わかった、ならせめて支援物資をできるだけ早くユミルに届けるように手配しておく………それと誘拐された二人に関してだが、他国―――エレボニア帝国皇女であるアルフィン皇女に関しては無理だが、メンフィル帝国の貴族の子女であるエリス・シュバルツァーについてはグランセルのエレボニア帝国の大使館に厳重に抗議し、エリス・シュバルツァーの返還の要求をするつもりだ……………後はユミル防衛の為の兵達の派遣だが、3―――いや、2週間以内に派遣できるように手配しておく。はぐれた仲間達と無事合流出来る事を”常任理事”の一人として、祈っている。………………………………」

「あなた、リィンさんから通信が来たようですが何があったのですか?何やら尋常ではない事が起こったようですが………」

「まさか”貴族連合”がメンフィル帝国領に何か仕掛けてきたのですか?」

通信を終えて厳しい表情で黙って考え込んでいるリウイが気になったイリーナは不安そうな表情で尋ね、会話の内容から推測したエクリアは真剣な表情で尋ねた。



「……ああ、実は――――――」

そしてリウイはその場にいる二人―――イリーナとエクリアにリィンから知らされた貴族連合によるユミル襲撃の詳細な説明をした。

「何と愚かな事を…………!」

「………………貴族連合は一体何を考えているのでしょう?そのような事をすれば、メンフィル帝国に宣戦布告をされて当然だと思うのですが。」

ユミルで起こった出来事を聞いたイリーナは怒りの表情をし、真剣な表情で考え込んでいたエクリアはリウイに問いかけた。



「”蒼の深淵”が口にした話を聞く限り、”貴族連合”も一枚岩ではないのだろう。―――――だが、そのような下らない事は我らメンフィルにとっては”一切関係ない”。重要なのはエレボニア帝国の大貴族が雇った猟兵達がメンフィル帝国領に襲撃を仕掛けた上、男爵夫婦に危害を加えた挙句、メンフィル帝国の貴族の子女を誘拐した事だ。」

「………………………………」

「…………ヴァイスハイト様達によるクロスベル解放並びに建国もまだですが、開戦をなさるのですか?」

厳しい表情で呟いたリウイの言葉を聞き、メンフィル帝国がエレボニア帝国との戦争を開戦する事を察したイリーナは辛そうな表情で黙り込み、エクリアは真剣な表情で尋ねた。



「―――まず、グランセルのエレボニ
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