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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第5話
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アルフィン皇女を諌める事を諦めたエリスを見たリィンは驚いた。

「フフ、それじゃあまずは奉仕の仕方を教えてね、エリス♪」

「…………わかりました。まずは――――」

その後リィンはアルフィン皇女の純潔を奪った後、流されるかのようにエリスとアルフィン皇女との3人で愛し合った。



「とっても素敵な初体験でしたわ、リィンさん♪愛する殿方と結ばれて子種を受け止める事がこんなにも幸せである事とは思いませんでしたわ…………」

”行為”を終えた後湯着を付け直してリィン達と共に露天風呂に入っているアルフィン皇女は幸せそうな表情でお腹をさすりながらリィンを見つめ

「え、えっと………………」

「ハア……………」

見つめられたリィンは口ごもってアルフィン皇女から視線を逸らし、エリスは疲れた表情で溜息を吐いた。



「うふふ、わたくしの純潔を奪ったのですから当然、責任を取って将来わたくしを娶ってくれるのですよね♪リィンさん?」

「そ、それは…………」

「……―――姫様が兄様と結ばれる事が果てしなく厳しい事はご承知で、そのような発言をされているのですか?エレボニア貴族の方達が絶対に反対すると思うのですが。」

微笑みを浮かべるアルフィン皇女に見つめられたリィンは表情を引き攣らせて大量の冷や汗をかき、エリスは真剣な表情でアルフィン皇女を見つめて尋ねた。



「あら、リィンさんとわたくしが結婚する事はそんなに難しくはないと思うわよ?エリス。」

「へっ!?」

「え……な、何故ですか?」

アルフィン皇女の口から出た答えを聞いた二人は呆けた表情をした。

「エリスやリィンさんも知っての通り、リィンさんが婚約している方の一人―――エリゼさんはリフィア殿下との強い繋がりがある事に加えてセレーネさんの姉、ツーヤさんはメンフィル皇家と養子縁組をしているでしょう?次期皇帝であられるリフィア殿下に直接取り次ぐ事が出来る人物や遠縁とは言え、他国の皇族との繋がりができるのですから”政略結婚”としても成り立ちますわ♪」

「「……………………」」

そしてアルフィン皇女の説明を聞いたリィンは口をパクパクし、エリスは石化したかのように固まり

「に・い・さ・ま〜〜〜〜〜!?」

「……………………」

我に返ったエリスは膨大な威圧を纏って微笑みを浮かべてリィンを見つめ、見つめられたリィンは表情を青褪めさせて身体を震わせていた。



「ア、アルフィン皇女!?エリスお姉様はまだわかりますが、アルフィン皇女まで一体どうしてお兄様と……」

するとその時セリーヌを腕に抱いたセレーネが露天風呂に現れた。

「セレーネ!?どうしてセレーネまでここに…………」

「トヴァルさん
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