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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第5話
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ている事を知っていながら、既に婚約どころか、男女の営みまですましている事をずっと黙っているなんて……」
「うっ……!―――友人同士とはいえ幾ら何でもそのような事は教えられません!万が一私と兄様の関係を知った姫様がアリサさんやセレーネのように、私や姉様がしたなら自分も……という展開になったら、とんでもない事態に陥るではないですか!?少しはお立場を考えてください!」
悲しそうな表情のアルフィン皇女に見つめられたエリスは一瞬怯んだがすぐに立ち直って真剣な表情でアルフィン皇女を見つめて言ったが
「あら?既にアリサさん達と婚約した話は聞いていましたが、アリサさん達もリィンさんと男女の営みをすませていらっしゃったんですか。という事はわたくしだけが皆さんと比べると圧倒的に出遅れていますわね……」
「エリス……!」
「!!」
残念そうな表情で呟いたアルフィン皇女の言葉を聞いたリィンに指摘され、失言してしまった事に気付いた。
「そ、その……俺はもうあがりますので、殿下はエリスと一緒にゆっくりと湯につかってください……」
そしてリィンはアルフィン皇女の姿を見ないように必死に視線を逸らしながらその場から退出しようとしたが
「あら?何を寝ぼけた事をおっしゃっているんですか、リィンさん。エレボニア皇女であるわたくしの裸を見てタダで帰られると思っているんですか♪」
「え”。」
「姫様っ!?」
(うふふ、ここで皇族の特権を使うなんてね♪)
(ふふふ、もはやこの後の展開はわかりきっていますね。)
(アハハ……で、でも……本当にいいのでしょうか……?)
からかいの表情で言ったアルフィン皇女の発言に表情を引き攣らせ、エリスは驚き、ベルフェゴールとリザイラは興味ありげな表情をし、メサイアは苦笑していた。
「エレボニア皇女であるわたくしの裸を見てしまったリィンさんは本来なら極刑ですが、特別に愛し合う時や二人っきりの時にわたくしの事を”アルフィン”と呼ぶ事と今この場でわたくしの純潔を奪う事で黙っておいてあげますわ♪」
「ええっ!?」
「なっ!?姫様、お考え直しください!!」
アルフィン皇女の命令を聞いたリィンは驚き、エリスは信じられない表情で声を上げた後アルフィン皇女に指摘したが
「ちなみにエリスはリィンさんとの関係を皇女であるわたくしに偽っていた罰として、リィンさんが喜ぶ奉仕の仕方をわたくしに今この場で教える事ですわ♪ちなみにこれはもう決定事項ですわ♪」
「………………ハア………………こうなったのも全部兄様のせいですからね…………」
聞く耳を持たない様子のアルフィン皇女を見て石化したかのように固まった後疲れた表情で溜息を吐き
「エリス!?」
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