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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第194話
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を上げた!



「――――状況開始。”Z組”総員、これよりトリスタ東口の防衛を開始する。まずは先頭の機体を狙うぞ!」

「応!!」

「フフ、本気でこちらに立ち向かうつもりみたいね。2機がかりじゃ大人気ないしまずは相手をしてあげたら?」

「承知……!我らの大義を邪魔した報い、せいぜい受けてもらおう……!この機甲兵”ドラッケン”でな!」

スカーレットの指示に頷いたテロリストは機甲兵を操作してリィン達と戦闘を開始した!



未知なる兵器―――機甲兵との戦いは激戦となったが、リィン達は苦戦しながらも協力し、何とか1機を動けなくした!



「くっ……しまった……よもや学生ごときが……ここまでやるとは……!何だというのだ……こいつらの”力”は……!?」

地面に膝をついた機甲兵の中にいるテロリストは信じられない表情で声を上げた。



「はあはあ―――やったか!」

「……やはり関節部が狙い目だったようだな……!」

「後1機ですね……!」

リィンは息を切らせ、ガイウスは口元に笑みを浮かべ、セレーネは真剣な表情でスカーレットが操る機甲兵を見つめた。



「フフ、さすがは”C”のクラスメイトという所かしら?」

するとその時スカーレットが操作している機甲兵がリィン達と対峙した!

「ちっ……」

「その嫌味っぽい声……」

「帝国解放戦線の”S(スカーレット)”か。」

「フフ、鉄鉱山ではお相手できなくて失礼したわね。ガレリア要塞での借りもあることだし……お次はこの隊長機”シュピーゲル”で遊んであげましょうか?」

スカーレットはリィン達との戦闘を望むかのように剣をリィン達に向けた!



「くっ……?」

「な、なんだ……さっきのヤツとは違うぞ!?」

「隊長機……特別な装備でも積んでいるの!?」

「フフ、とっておきをね。無駄だとは思うけど……せいぜい足掻いてみなさいな!」

そしてリィン達はスカーレットが操作する機甲兵―――シュピーゲルとの戦闘を開始した!



シュピーゲルは特殊な機能―――”リアクティブアーマー”という結界を展開した為、アーツは一切効かず、更にはアガートラムの攻撃も一切通さなかったが、リィンが持つ凄まじい霊圧を秘めた神剣やアリサ達がかつてマルーダ城でもらい受けた”匠王”ウィルフレド・ディオンによって創られた強力な威力や魔術効果を秘める武器は”リアクティブアーマー”をも貫いてダメージを与えた。しかしリィン達は前の戦いのダメージや疲労が残っていた事に加えて、スカーレットはテロリストと比べると機甲兵の操縦も上手かった為、リィン達は敗北し、地面に膝をついた。



「そ、そんな……」


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