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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜トリスタ防衛戦線〜
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――出るか。」
「ああ、我ら程度では足手纏いになるかもしれぬが……」
「それでも一体くらいは引きつけられるだろう……!」
「はい……!それにヴァレフォルさん達に手伝ってもらえれば何とかなるかもしれません……!」
「何とかして教官たちの突破口を作れれば―――」
「ふふ……それには及びませんわ。」
リィン達がサラ教官達の助太刀をしようとするといつの間にかリィン達の背後にいたシャロンが制止した。
「シャ、シャシャ……シャロンっ!?」
「ここはわたくしにお任せを。サラ様たちの突破口、必ずや開いてみせましょう。」
「へ……」
シャロンの言葉にアリサが呆けたその時シャロンは恭しく会釈をした後跳躍してリィン達を飛び越えて戦場に向かった!
「……!?」
「速い……!」
シャロンの身体能力にリィンとフィーは驚いた。
「……来たわね!」
何かを察したサラ教官は後ろへと振り向くとシャロンは跳躍してなんと鋼糸で機甲兵の一体を締め付けた!
「おおっ……!」
「鋼糸……?」
シャロンの活躍に教官達が驚いていると機甲兵は力づくで自分を封じていた鋼糸を断ち切った!
「さすがのパワー……新型エンジンを搭載しているだけはありますわね。ですが、それならば幾らでも封じようはあるというもの。」
その様子を見たシャロンは静かに呟いた後回転して大型の軍用ナイフを構え
「縛られ、封じられ、雁字搦めにされる悦び……その甲冑ごしに味わわせて差し上げましょうか……?」
膨大な殺気を纏って機甲兵を見つめた。するとそこにサラ教官がシャロンに近づいてシャロンと共に機甲兵と対峙した。
「フン……やっと正体を現したわね。2年前、あたしの足留めをした時以上の技のキレじゃない。結社”身喰らう蛇”に所属する最高位のエージェント……!執行者No.\(ナイン)―――”死線”のクルーガー!」
「そちらの方は休業中です。今のわたくしはラインフォルト家の使用人。彼らの背後に誰がいようとお嬢様の場所を守るだけです。」
「上等――!これが終わったら美味しいツマミと一緒に色々話してもらうわよ!」
シャロンの答えに満足したサラ教官は不敵な笑みを浮かべて答え
「あら……うふふ、どうやら”あの方”も間に合ったようですわね。」
何かに気付いたシャロンは微笑んだ。
「ハ?―――!ここであんたまで来るとはね……!――――執行者No.U(ツー)―――”剣帝”レオン=ハルト!」
シャロンの言葉に呆けたサラ教官だったが上を見上げて叫ぶと、飛竜からレーヴェが飛び降りて来た!
「レオンハルト教官……!?休職届けを出したあん
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