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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜幻焔計画・始動〜
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き世界へ―――
ラジオから歌声が聞こえた後、リィン達の目の前にヘイムダルの様子が写った!
「あ―――」
「て、帝都の広場……」
「”蒼の深淵”の秘術―――『幻想の
唄
(
ファンタズマゴリア
)
』!」
それを見たリィン達が呆けている中、エマは厳しい表情で声を上げた!そして映像はクロチルダが写った後クロチルダの片手に止まっていた青色の鳥が飛びあがった。
〜ヘイムダル〜
一方その頃銀色の巨大な戦艦―――250アージュ級の空中飛行戦艦―――貴族連合軍・旗艦”パンダグリュエル”が帝都の上空に現れると格納庫から巨大な人形兵器が次々と降下された。そして駆け付けて来た帝国軍の戦車は銃撃したが、全く効かず人形兵器が持つ大型のライフルの銃撃によって撃破され、人形兵器達は足元についているローラーを回転させてヘイムダルの制圧を開始した!
帝都を守る為に帝都の守備隊である”アハツェン”で部隊を形成している第一機甲師団が帝都内に現れた。
「なんだ、あの人形は……」
「わからんが……”敵”には違いあるまい!宰相閣下の仇、取らせてもらうぞっ!」
そして第一機甲師団は自分達に近づいて来る人形兵器を見て砲撃したが、人形兵器は側面にそれて回避した!
「!?」
「ど、どこに―――」
砲撃が回避された事に戦車長や砲撃士が驚いて周囲を索敵していたその時、人形兵器が近づいて巨大な槍を構え
「な………っ!?」
「うおおおおおっ!?」
何と巨大な槍でアハツェンの装甲を貫き、アハツェンを撃破した!そして他の人形兵器もアハツェンを撃破した後市内に展開し始めた!
「あ、あの兵器はまさかレン姫の情報にあった……”機甲兵”!?」
その様子を見ていたクレア大尉は信じられない表情で声を上げ
「―――なるほどな。第五の連中が騒いでいたハッカーはあの嬢ちゃんだったのか。ならばもうわかると思うがあれは貴族連合に取り込まれた『ラインフォルト第五開発部』が完成させた人型有人兵器―――古の機体を元に、大量の鋼鉄から組み上げられた現代の騎士。通称”
機甲兵
(
パンツァーゾルダ
)
”ってやつだ。」
「そ、そんなものを……」
クロウの話を聞いたクレア大尉が唇を噛みしめるとクロウはゆっくりと後退し始めた。
「動かないで―――!」
「そいつはできないな。バルフレイム宮は”西風”に任せるとして―――俺は俺のケジメを付ける必要があるんでね!」
そしてクロウはクレア大尉を見つめながら後ろへと跳躍し
「しまった……!あ―――」
その事に唇を噛みしめたクレア大尉がクロウが降りた先を見つめると信じられない光景があった。
「―――じゃあな、”氷の乙女(ア
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