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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第191話
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けど……とりあえず、それぞれの教室でラジオ中継を流すことになったわ。気になるんだったら正午までに教室に戻ってきなさい。」

「折角ではあるし、ここで聞かせてもらおう。」

「導力ラジオ、持ってないし。」

「持っていますが……一人で聞くのもアレですしね。」

「ふふ、それじゃあみんなで宰相閣下の演説を聞くとしますか。真面目に聞くのもシャクだしビールとツマミでも持ち込もうかしら。」

サラ教官の発言にリィン達は冷や汗をかいて呆れた。



「それはそうと……クロウさんとミリアムちゃんがいないのですけど。」

「教官、事情は知っていますか?」

「さあ、クロウはいつもの事だしミリアムは今朝、学院で会ったけど。」

「今朝、学院で………」

「ならば情報局から呼び出されたわけではないと?」

サラ教官の説明を聞いたガイウスは目を丸くし、ラウラは考え込む仕草で尋ねた。



「んー、あたしもそう思ったけど『別に何も言われてないよー?』って本人が呑気そうに言ってたのよね。だから学院にいると思うけど……」

「……どういう事だ?」

「学院にいるのに、どうしてわたくし達の前に姿を表さないのでしょう?」

「わからないけど……まあ、心配はいらなさそうね。」

「正午までに2人を見かけたらそれぞれ声をかけておくか。」

「うん、そうだね。」

その後Z組のメンバーは一端解散してそれぞれの部活に顔を出しに行き、リィンも行動を開始した。







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