暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
雷藤VSレーゼ
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
奈良シカTVに到着した俺たちは急いで入り口に向かった。

警備員のところに辿り着いた俺たちは、改めて俺は話し掛ける。

「警備員さん、この人を見てもさっきの話…信用出来ないか?」

黒薔薇が俺たちの後ろから現れると、警備員の目が変わった。

「き、君はもしかして…!奈良最強のサッカー選手…黒薔薇じゃないか!?」

「ああ。その通りだよ。俺たちをこの先に通してくれるかな?」

「黒薔薇を仲間にしているとは…。どうやら君達の力は本物らしいな」

その言葉を聞いた円堂が警備員に叫ぶ。

「警備員さん!塔子は…SPフィクサーズたちは、今どうなっているんですか!?」

「それが…さっきからSPフィクサーズと連絡が取れないのだ。まさかとは思うが…。彼らはもう…」

「そ、そんな!」

「彼らは今、屋上で宇宙人と戦っている!早く手伝いに行ってくれ!」

俺たちを実力をようやく認めた警備員が道を開くと、円堂が一番に走り出し叫ぶ。

「エイリアを倒して塔子たちを助けるんだ!!行くぞ、みんな!!」

「「「おおっ!!」」」


俺たちが屋上に登って行く、丁度その時……。

「さあ、残るは1人…」

そう冷たく言葉を放ったレーゼは、塔子を見る。

「くそっ!お前たち、よくも…!」

レーゼがロックオンした塔子を庇うように、スミスが足を引きずりながら塔子の前に立つ。

「お嬢様はまだ子ども。こんなところで果てるわけには…!」

「うるさいっ!あたしはSPフィクサーズのキャプテンなんだ!スミスたちを見捨てていけないよ!あたしも最後まで戦うんだ!」

塔子がそう叫んだ時だった…。

「そこまでだっ、レーゼ!」

「円堂!?」

俺たちがグラウンドに向かうとエイリア学園の姿があった。

「ほう…あの時の地球人か?」

レーゼがそう呟く。

「円堂たち来てくれたのかっ!?

「塔子!大丈夫だったのか!?」

塔子に円堂が話しかけると塔子がスミスたちを見ながら話す。

「あたしは平気…!!でも、でもみんながっ!!」

「「うう……」」

「スミスさん!…な、なんてことを」

そんな哀れなスミスさんたちを見て、相手のキーパーのゴルレオが呟く。

「フン…身の程を知らず、我らに戦いを挑むからそうなるのだ」

ゴルレオの言葉にニヤッと笑いレーゼは話す。

「まだゲームは始まったばかり。地球人はこれから真に思い知るのだ。我らの大いなる力をな」

その言葉を聞いた円堂が声を荒げ叫ぶ。

「何がゲームだっ!ふざけるなっ!」

「円堂…!」

「レーゼ!俺たちと勝負だっ!!入院している半田や少林…みんなの気持ちを背負って俺たちはここに来た…!
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ