九話、全ては1話に物語は収束する。NEW
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……学校の校庭か。
俺が今転移してきた場所に大勢の人間がいたのだろう。いきなり空間を歪めてそんな場所に人が突然現れたらそりゃびっくりしますよね。
そんな人前で異能を使ったのだ。悪目立ちはしなくない。記憶操作だ。こういうのってなんか知らんけど掟だよね。
ポケットから支給品のルーンをまさぐる。俺が魔法使いなら颯爽とちちんぷいぷいと記憶操作魔法掛けられるんだけどね。生憎、ただの聖剣使いだから、一々支給品の魔法を使う他ない。
「ああ、安心しなよ。僕が結界を張ったよ。だから、きみは周りの目を気にしなく済む」
突然背後から声が掛かる。振り向けば、金髪のイケメン。まさにモテ男のお手本みたいな感じ。……妬ましい。
それにこいつは―――
「木場………えっと、なんとかくんじゃん」
どうやら俺の脳内に、原作知識は残って居られるようだ。
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