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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第189話
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あ……はい、私でよろしければ喜んで……!」

ハイシェラの念話を聞いてセリカが自分をダンスに誘っている事を察したエクリアは嬉しそうな表情で微笑みながらセリカの手を取り

「……俺はダンスはやったことはないから、お前に任せる。」

「はい、承りました。」

「それじゃあ余り者同士、私達も一緒に踊りましょう、レシェンテちゃん♪」

「わ、わかった!わかったから離れるのじゃ……!」

セリカ達に続くようにエオリアとレシェンテもダンスを始め

「ペテレーネ神官長。もしよろしければ、一曲お願いできますか?」

「え……わ、私ですか?」

「はい。かの”闇の聖女”殿と踊れる機会はそうそうないと思いますので。」

「ア、アハハ……―――わかりました。私でよろしければお願いします。」

そしてルーファスに誘われたペテレーネもダンスを始めた。



「す、素早いな……」

「お祖父様とシャロンはともかく母様まで……」

「フフ、我らよりも若々しいかもしれぬな。」

「最初の相手を既婚者……それも俺のクラスメイトの母親を選ぶとは何を考えているんですか、兄上……」

「フフッ、後でツーヤお姉様と一緒に踊ってもらいますわ♪」

その様子を見守っていたマキアスとアリサ、ラウラは苦笑し、ユーシスは疲れた表情でペテレーネと踊っているルーファスを見つめ、セレーネは嬉しそうな表情でツーヤを見つめた。



「はは……盛り上がってるな。せっかくだから俺達も少し踊るか?」

一方妹達と共に見守っていたリィンはエリゼとエリスを順番に見回し

「今日は十分すぎるほど付き合っていただきました。あんなに凄いステージをやり遂げてお疲れでしょうし……」

「それに――――こんな時ですからアリサさんを誘ってみてはいかがですか?」

「へっ!?な、何でそこでアリサが出てくるんだ!?」

エリスの話に続いたエリゼの言葉を聞いたリィンが驚いたその時

「ふふっ、何やら興味深い話が聞こえてきましたわね♪」

聞き覚えのある少女の声が聞こえて来た。



「で、殿下!?」

「ひ、姫様!?」

「一体何故こちらに?」

声の持ち主―――アルフィン皇女がリィン達に近づき、アルフィン皇女の登場にリィンとエリスは驚き、エリゼは目を丸くして尋ねた。



「それは勿論、リィンさんをわたくしのダンスのお相手をしてもらう為ですわ♪」

「え”。」

「ええっ!?」

「…………」

笑顔で答えたアルフィン皇女の話を聞いたリィンは表情を引き攣らせ、エリスは驚き、エリゼはジト目でアルフィン皇女を見つめた。



「リィンさん、突然で申し訳ないのですがどうかわたくしのダ
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