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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第189話
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な笑みを浮かべ

(わーい!わたしたちの勝ちだ!)

(フフン、中々楽しませてもらったワ♪)

ミルモは無邪気な笑顔を浮かべ、ヴァレフォルは得意げになり

(うむ!当然の結果だな!)

(ま、精霊女王たるこの私に魅了されたのですから、当然の結果ですわね。)

(う、う〜ん……多分、アイドスに魅了されたからだと思うんだけど……)

アムドシアスと共に自慢げに胸を張っているフィニリィの念話を聞いたペルルは苦笑した。



「オイオイ、反応薄いじゃねーか。もっとヒャッホウとか小躍りしてもいいんだぜ?」

「正直、騒ぐほどの元気ももう残っていませんので……」

「はは……終わってみればどのクラスも凄くレベルが高かったしな。」

クロウの指摘にツーヤとリィンは苦笑しながら答えた。

「弟たちも随分と楽しんで回っていたようだ。」

「みっしぃパニックとかけっこう楽しかったし……」

「その意味で、僕たちだけが誇るのも違う気がするな……」

「あえて言うなら学院生全員の勝利と言うべきか……」

「ふふっ……まさにそんな感じね。」

「何それ。じゃあ、エヴリーヌ達が勝った事は無駄だったの?」

「フフ、そんな事はありませんよ、エヴリーヌお姉様。」

ガイウス達がそれぞれ感想を言い合っているとサラ教官が手を叩いて自分に注目させた。



「さあ、ちょっとは復活しなさい。これから”後夜祭”があるのを忘れたわけじゃないでしょうね?」

「そ、そうだった。」

「素で忘れてたかも。」

「”士官学院祭”を締めくくる学院生と関係者の打ち上げ……」

「たしか篝火をたいて……ダンスとかもあるんだっけ?」

「えへへ、みんなの家族や知り合いも待ってるよー。」

「篝火の準備も完了してるからボチボチ向かうといい。」

後夜祭の事について興味津々な様子でいるリィン達にトワとジョルジュがそれぞれ説明した。

「よし―――これで今日は終わりだ。何とか気力を振り絞ってグラウンドに向かおう……!」

「ええ……!」

「あはは、打ち上げだー!」

その後リィン達はグラウンドに向かい、グラウンドに到着するとすっかり日も暮れ、篝火がグラウンドを照らしていた。



〜夜・グラウンド〜



「あ……お祖父様たち。」

「父さんも残っているのか……」

「兄上も……まったく物好きなことだ。」

「フフッ、それを言ったらお父様達もですよ。」

「というか”神殺し”達やエステル達もいるね。」

「ふふっ、そうですね。」

「エリオット、クロウ。」

それぞれの家族に挨拶をする為にZ組のメンバーが向かっている中、リィンがエリオット
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