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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第189話
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の言う事を聞かないと駄目なの?」

「……?」

「何のことだ……?」

パトリックの注意にエヴリーヌは嫌そうな表情をし、フィーとマキアスは不思議そうな表情をし

「おっと、ひょっとして貰っちまったか……?」

「も、貰ったって、まさか……!」

ある事を察したクロウの言葉を聞いたツーヤは目を見開いた。



「グッ……―――フン。あの4曲目以降は卑怯だろう。僕もつい一緒に歌ってしまったしその意味でも今回の勝負は無効だ!それじゃあな!」

クロウの言葉を聞いて唸り声を上げたパトリックは言い訳をした後教室から出て行った。

「なにあれ……?」

「意味わかんない。」

パトリックが出て行った後ミリアムとエヴリーヌはジト目になり

「うーん……嫌味を言いに来ただけじゃなさそうだが……」

リィンは考え込んでいた。



「君達、やったわね!」

するとその時サラ教官とレーヴェはトワ達と共に教室に入ってきた。

「教官、先輩達も……」

「どうかしたんですか……?」

「アンタたちねぇ……すっかり忘れてるんじゃない?」

「フッ、結果を確かめない所がまだまだ未熟だな。」

リィンとアリサの質問にサラ教官は呆れ、レーヴェは静かな笑みを浮かべ

「来場者のアンケートによる学院祭の各出し物への投票……事前に聞いているはずだろう?」

ジョルジュがリィン達に問いかけるとリィン達は顔色を変えた。



「あ……」

「……それがあったか……」

「すっかり忘れてましたね……」

「まあ、あれだけ忙しかったのですから無理、ないですよ……」

「ええ………」

エマの言葉にプリネとツーヤは苦笑しながら頷き

「でも、ひょっとして……?」

ある事を察したエリオットは興味津々な様子でサラ教官達を見つめた。



「在学生、一般来場者からの投票を集計し終わったよ。どこもかなり健闘していたが最終的にはT組とZ組に絞れてね。」

「得票数1700票!Z組のステージがT組のステージに200票の差を付けて見事一位に輝きましたー!」

「あ……」

「……そうか……」

「フッ……」

「当然の結果だね……」

トワが嬉しそうに報告するとエマとリィン、ユーシス、エヴリーヌは静かな笑みを浮かべた。



(フフ、やったわね♪)

(まあ、私達も力を貸したのですから当然の結果ですね。)

(クスクス……でも、私達もリィン様達のお手伝いができてよかったですね。)

(とても楽しい時間だったわ……)

ベルフェゴールとリザイラの念話を聞いていたメサイアは微笑み、ステージでの出来事を思い返したアイドスは静か
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