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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第188話
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しょうね……ア、アハハ…………」
頭痛を感じたリウイは疲れた表情で溜息を吐いて片手で頭を抱え、ペテレーネは大量の冷や汗をかいて苦笑し
「おおおおおおっ!まさか女神に歌を歌わせるとは余も驚いたぞ!さすがは多くの異種族達との”絆”を結んだ”Z組”だな!」
「えっと、エクリア姉様、大丈夫ですか?」
リフィアは興奮した様子でアイドスを見つめ、イリーナは石化したかのように固まっているエクリアに話しかけ
「え、ええ。まさかよりにもよってアイドス様が
主役
(
ボーカル
)
になるなんて、私も信じられない思いだわ……」
我に返ったエクリアは疲れた表情でアイドスを見つめた。
「クスクス、もしかしたら未来のサティアお姉さんを産むエステル―――つまりアイドスお姉さんにとって未来のママになるエステルの影響を受けたのかもしれないわね♪」
「え、えっと……」
「洒落になっていないぞ、その推測は……」
「エステルさんはフェミリンスの性格を変えたという前科がありますしね……」
「フフ、相変わらず凄いですね、エステルさんは。」
「うむ!さすが余の友じゃ!」
そしてレンの推測を聞いたペテレーネは苦笑しながらエクリアを見つめ、リウイとエクリアは疲れた表情をし、イリーナは微笑み、リフィアは胸を張って力強く頷いた。
「フフ、まるで夢でも見ているみたいですね?」
「ああ……こんなにも多くの異種族達が共に協力して演奏をするとは正直、驚いた。ヘクトル達も誘えばよかったよ。」
「アイドス様、とっても素敵ですわ♪」
エリウッド公爵夫妻は微笑ましそうに演奏しているアイドス達を見つめ、クラリスはうっとりとした様子でアイドスを見つめた。
その後アイドス達によるコンサートは大成功に終わった。
「これにて”Z組”のステージを終了します。皆様、ご清聴ありがと―――」
「アンコール!」
「アンコール!アンコール!」
「アンコール!アンコール!」
「アンコール!アンコール!」
演奏が終わるとトワの放送を遮るかのように来場客たちのアンコール宣言が次々と叫ばれ
「え、えっと……ふえっ……?」
来場客たちの反応にトワが困っていると突如スポットライトがいつの間にかステージにいるクロウに当たった。
「皆さん―――ご声援ありがとう。アンコールにお応えして4曲目と5曲目、行かせてもらいます。」
そしてアンコール用に用意していた4曲目の演奏はリィン達が演奏している中、男子女子のボーカル勢全員が歌い、オリヴァルト皇子が歌いだした事をきっかけに来場客達全員が歌い出し、ついには楽器を演奏しているリィン達も歌いだし、その様子をサラ教官やレーヴェが微笑ま
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