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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第188話
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ばきっとお喜びになるでしょうしね。」
「うふふ、どんなコンサートになるのかしらね♪」
リフィアの言葉を聞いたイリーナは微笑みながら、小悪魔な笑みを浮かべるレンと共にステージを見つめた。そしてトワの放送によって楽器を演奏するメンバーやバックダンサーが次々と紹介され、ついにアイドスが紹介された。
「そして――――ボーカルを務めるのは異世界の”女神”―――アイドスさんです!」
トワの紹介を合図にアイドスにスポットライトが当たるとアイドスの”女神”という信じられない正体を聞くと共にアイドスの容姿に魅了された観客達は凄まじい興奮によって歓声を上げて講堂を揺るがし
「…………………………」
(…………………………)
アイドスの役割を知ると共に衣装を見たセリカは石化したかのように固まり、ハイシェラは口をパクパクさせ
「へえ……よりにもよって主役のボーカルを務めるのね。さすがは”女神”ね。」
「そ、そんな呑気な事を言っている場合か!?」
「め、女神の歌声がこのような事に使われて、本当に良いのだろうか……?」
目を丸くしているエオリアの感想を聞いたレシェンテは疲れた表情で指摘し、メティサーナは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせてアイドスを見つめた。
「ブ―――――――ッ!?コホッ、コホッ、コホッ……!サティアさんの容姿であんな大胆な衣装を着てステージで歌を歌ったなんて事実をサティアさんが知ったらどう思うのかしら?」
一方飲み物を飲みながら紹介を聞いていたエステルは飲んでいたジュースを噴き出して咳き込んだ後表情を引き攣らせてアイドスを見つめ
「ええええええええええええええええっ!?ア、アイドスさんが歌を歌うの!?」
「ハ、ハハ……女神がステージで歌を歌うなんてきっと………いや、間違いなく歴史上初だろうね……」
ミントは信じられない表情で声を上げ、ヨシュアは冷や汗を滝のように流して苦笑し
(わ、私の知るサ、サティアのイメージがどんどん崩れて行く…………まさか、私達に一度滅ぼされた時の仕返しのつもりなの、アイドス…………?)
(ハア……まさか将来サティアの母となるエステルの影響ですか?)
(ク、クー……)
パズモは遠い目をして呟き、フェミリンスは疲れた表情で大きな溜息を吐き、クーは冷や汗をかき
(こ、これはさすがに驚いたわね……)
(わ、私もです……)
(クク、ウィル達がこの事を知れば喜ぶだろうな……)
ニルとテトリは表情を引き攣らせてアイドスを見つめ、サエラブは口元に笑みを浮かべた。
「……よりにもよって堂々と”女神”を紹介するか?ハア……」
「私達の世界でアイドス様が紹介されたら大騒ぎになるで
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